ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

NISSAN LEAF (EV) 2018 JAPAN

NISSAN LEAF (EV)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN LEAF (EV)


JAPANESE CAR COLLECTION (IXO HACHETTE) No.320 1/43 103mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.48m 全幅約1.79m エンジン 変速機: 電動モーター 110kW(150PS) バッテリー容量 40kWh 航続距離 400km
性能: 最高速 140㎞/h(リミッター制限)  データーベースで日産 リーフのミニカー検索

日産 リーフ (電気自動車) 日本 2018年

 

 日産の本格的な量産電気自動車であるリーフの2代目が2017年に登場しました。初代リーフと同じプラットフォームに、今風のフロントグリルとテールライトでリニューアルしたデザインになりました。初代のモーター(80kW)より強力なモーター(110kW)が採用され、電気自動車としての性能が向上しています。搭載するバッテリー容量は2種類あり、エントリー仕様は48kWh(初代は30kWh)、上級仕様は60kWhです。上級仕様の60kWhバッテリーによる航続距離は550kmで、初代 後期型の280㎞から大幅に向上しています。

 

 先進的な装備としては、アクセルペダルのみの操作で、発進、加減速、停止/停止保持が可能な「Eペダル」システムや、国産車としては初めての自動駐車システムでアクセル、ブレーキ、ハンドル、パーキングブレーキまでを自動制御する「プロパイロット パーキング」システムを搭載しています。アメリカの電気自動車テスラのように走行性能が高性能スポーツカー並みということはないですが、一般的なユーザー向けの実用的な設定がされていると思います。

 

 

 ミニカーは2018年に発売されたアシェット 国産名車コレクション製でメーカーはイクソです。このリーフが国産名車コレクション最後のミニカーとなりました。約12年間続いたシリーズの最後にふさわしく、雑誌に付属するミニカーとしては申し分のない良い出来ばえとなっています。フロントグリル、特徴的な黒いルーフとテールライト部の造形、室内の造形などリアルにできています。これ以外のリーフ 2代目のミニカーは、これと同じ型のイクソ、トミカの1/63、ホットホイールのニスモ RC_02 1/64があります。なお日産自動車の特注品の1/43もありますが、これと同じ型をつかった物のようです。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

NISSAN LEAF 1
NISSAN LEAF 2

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PEUGEOT 208 GT LINE 2019 FRANCE

PEUGEOT 208 GT LINE
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PEUGEOT 208 GT LINE


NOREV 472832 1/43 ㎜
 

プジョー 208 GT ライン フランス 2019年

 

 プジョー 208は207の後継車として2012年に登場しました。外観は先代を踏襲したデザインの3ドア/5ドアハッチバックで、サイズは少し小さくなりました。エンジンは3気筒1L/1.2L、4気筒1.4L/1.6L、4気筒1.4L/1.6Lディーゼルなどがあり、5段/6段変速、4段/6段自動変速で最高速166km/h(1L 68HP)の性能でした。(実車画像→ プジョー 208 2012)

 

 プジョー 208の2代目が2019年に登場しました。電気自動車仕様のe208も同時に登場しました。2020年のヨーロッパ カー オブ ザ イヤーを受賞しました。解説は追加予定 

 ミニカーは2019年に発売されたノレブ製の当時物です。高性能版のGT ラインをモデル化しています。画像はノレブのWEBショップの画像を借用しました。

 

 

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TOYOTA GR SUPRA (A90) 2019 JAPAN

TOYOTA GR SUPRA (A90)
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TOYOTA GR SUPRA (A90)


KYOSHO KS03700MG 1/43 112㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.38m 全幅約1.86m エンジン 変速機: 6気筒 3L ターボ 340HP 8段自動変速
性能: 最高速250km/h (輸出仕様)  データーベースでトヨタ スープラ (A90)のミニカー検索

トヨタ GR スープラ (A90型) 日本 2019年

 

 トヨタ スープラ 5代目(A90)が2019年に登場しました。技術提携をしているBMWとの共同開発で、BMW Z4(G29)のプラットフォームをベースにしています。歴代のスープラは直列6気筒エンジンを搭載した後輪駆動車でした。この伝統を守る為に、開発を始めた2012年当時に直列6気筒エンジンを製造していたのはBMWだけだったので、BMWと共同開発したとのことです。(ただこのような少量生産車をトヨタだけで開発するのがコスト的に合わなかったからでしょう) Z4のエンジン/プラットフォームを使っていますが、外観などそれ以外の開発作業は独立しておこなわれたので、両車は姉妹車という訳ではないようです。実際にZ4はオープンカーですがスープラはクーペです。外観はかつての2000GTを思わせるロングノーズ/ショートデッキのデザインで、2シータなので先代より全長が短く全幅は広くなっています。(実車画像→ BMW Z4 2019)

 

 エンジンはBMW製のDOHC 6気筒3L(340HP)ターボ/DOHC 4気筒DOHC 2L(197HP/258HP)ターボを搭載し、変速機はZF製の8段自動変速のみです。安全装備としてはミリ波レーダーと単眼カメラ方式のプリクラッシュセーフティ、ブラインドスポットモニター、レーダークルーズコントロール、レーンディパーチャーアラートなどの先進システムが標準装備されています。BMW純正の車載通信機を搭載しiPhone専用アプリが使用できます。製造はBMWが行いトヨタは輸入して販売する形となっています。またGR スープラという名前はトヨタのスポーツモデル専用ブランド GRの専売車としての商品名で、正式な車両名は従来どおりのスープラです。

 

 

 ミニカーは2020年に販売された京商製です。3Lエンジンを搭載するRZの専用色でマットグレイメタリックというカラーリングでモデル化しています。ダイナミックなボディがうまく再現され、レベルの高い出来ばえです。内装も赤/黒で彩色されたバケットシートや赤い文字?が表示されたインパネのナビ画面などリアルに再現されています。(ただメーターの表示があまり良く見えませんが) 個人的には1/43のダイキャスト製で作ってくれたことを一番好ましく思います。(最近の1/43の新製品は高価なレジン製ばかりなのは困ったものです) これ以外のスープラ 5代目のミニカーはトミカの1/60、京商の1/64、ホビージャパンの1/64、MARK43(レジン製)、イグニッションモデル(レジン製)の1/18と1/43、アイドロン(レジン製)などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA GR SUPRA 1
TOYOTA GR SUPRA 2

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GM CHEVROLET CORVETTE C8 STINGRAY 2020 USA

GM CHEVROLET CORVETTE C8 STINGRAY
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GM CHEVROLET CORVETTE C8 STINGRAY


IXO MOC303 1/43 108㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.63m 全幅約1.93m エンジン 変速機: V型8気筒 6.2L 490HP DCT8段自動変速
性能: 最高速312km/h(リミッター解除)  データーベースでコルベット C8のミニカー検索

GM シボレー コルベット C8 スティングレイ アメリカ 2020年

 

 コルベットの7代目C7が2013年に登場しました。スティングレイの名前が復活し、2ドアクーペ(タルガトップ)とコンバーチブル(電動開閉ソフトトップ)があり、従来通りのFRP製ボディでした。デザインの基本は先代と同じですが、ラップラウンド式のリアウィンドーが一般的なウィンドーとなりました。またコルベットの特徴であった丸形4連テールライトが角型に変わりました。プラットフォームは新設計されましたが、横置きリーフスプリングのサスペンションは継承していました。エンジンはV型8気筒6.2L(450HP)で、高性能版のZ51は466HPで 7段変速/6段自動変速で最高速306km/hの性能でした。2015年にスーパーチェージャー付(650HP)で高性能版のZ06、2019年にはさらに765HPにパワーアップしたZR1が追加されました。(実車画像→ シボレー コルベット C7 2014)

 

 コルベットの8代目C8が2020年に登場しました。エンジンが従来のフロント搭載からリアミドシップ搭載に変更され、GM初のミドシップエンジン スポーツカーとなりました。それに伴い外観もボディ側面にエアインテークを持つフェラーリのようなデザインとなりました。タルガトップのクーペと電動格納式ハードトップがあります。サスペンションも伝統の横置きリーフスプリングからコイルスプリングに変更されました。V型8気筒6.2L(490HP)エンジンを搭載し、変速機はデュアルクラッチ式8段自動変速のみで、最高速312km/hの性能です。高性能版のZ51は495HPで足回りを強化しています。2021年に設定されたさらに高性能なZ06はレース仕様のDOHC V型8気筒5.5L(670HP)エンジンを搭載し足回りを強化しています。

 

 

 ミニカーは2022年に発売されたイクソ製です。従来のコルベットから大きく変わったフェラーリ風のデザインがうまく再現されとても良く出来ています。フロントのエアインテークや側面のエアインテーク、ホイール、テールライトなどの細部もリアルに再現されています。またやや見難いのですが、室内もそこそこリアルでリアウィンドー下に見えるエンジンも再現されています。これ以外のC8のミニカーはグリーンライトの1/64、GT スピリット(レジン製)の1/18、モーターマックスの1/24、スパーク(レジン製)のレース仕様、トゥルースケールのレース仕様1/43(レジン製)と1/64などたくさんあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM CHEVROLET CORVETTE C8 STINGRAY 1
GM CHEVROLET CORVETTE C8 STINGRAY 2

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THUNDERBIRDS COMMEMORATIVE SET 2065 UK

THUNDERBIRDS COMMEMORATIVE SET
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
THUNDERBIRDS COMMEMORATIVE SET


MATCHBOX CS1001  
 実車諸元 
外形寸法: 各号個別に記載 エンジン 変速機: 各号個別に記載 
性能: 諸元/性能のデータは 「学研 サンダーバード大百科」から参照 データーベースでサンダーバード 国際救助隊のミニカー検索

サンダーバード メモリアル セット イギリス 2065年

 

 サンダーバードは1965年にイギリスで放映されたSF人形劇で、日本では1966年にNHKで放送が開始されました。時代設定は2065年で国際救助隊(IR:International Rescue)と称する秘密組織が、世界中で発生した事故/災害で危機に瀕した人々をサンダーバードという未来的なスーパーメカを駆使して救助する物語(1話1時間完結)でした。中学生だった私は当時としてはまだ珍しいカラーのTV映像に我を忘れて見入っていました。そんな訳でミニカーマニアになる前は、熱狂的なサンダーバードマニアでした。サンダーバードのNHK放映は1967年に全32話が終了しましたが、その後1966年に劇場版映画の「サンダーバード 劇場版」と1968年に「サンダーバード 6号」が公開されました。

 

 その後サンダーバードは国内でも民放で再放送され、1980年代までブームが続きました。本国イギリスでも1990年代にブームが再来しています。2004年にアメリカで実写版映画が公開され、2015年には登場するスーパーメカや時代背景などの設定を変えたリメイク版「サンダーバード ARE GO」がCGアニメでイギリスで製作されました。このCGアニメ版のシーズン1はNHKで2019年に放送されました。個人的な感想をいうと実写版は駄作だと思います。CGアニメ版は悪くはないのですが、オリジナル版が登場した時のような新鮮な驚きがあまりありません。(それなりに面白いですが、話の展開が早いのとCGで表現されるメカに現実味を感じないのがいまひとつ)

 

 

 当サイトは自動車のミニカーを紹介するサイトですが、当方の好きなサンダーバード関係のキャラクターモデルも紹介させていただきます。まず最初に紹介するのは1992年に発売されたマッチボックス製のサンダーバード メモリアル セットです。このセットは1990年代に再燃したイギリスのサンダーバード人気に合わせて発売されたもので、1号、2号、3号、4号、FAB1(ロールス ロイス ペネロープ号)を1セットにまとめた物です。サンダーバードのキャラクターモデルとしては1960年代に発売されたディンキー製の当時物で2号(4号付)とFAB1がありましたが、これは1990年代に新しくモデル化されました。1992年にはこのメモリアル セットのモデルを組みこむことができるサンダーバード秘密基地(トレーシー アイランド)も発売されました。 1993年にはメモリアル セットと同じ内容の物がレスキュー パックの名前で発売されました。その後も1990年代に様々なサンダーバードのキャラクターモデルが国内外で発売されました。

 以下はメモリアル セットのサンダーバード 1号の画像です。1号は災害現場に急行し救助活動の指令を行います。1号は航空機というよりもロケットで、ロールス ロイス社製のジェットエンジンを搭載し最高速はマッハ21.9(時速換算で27000km/h 世界のどこにでも1時間以内で到着)という設定です。1号の劇中設定仕様は全長35.8m 翼展開時横幅24.2mで、このモデルのサイズは全長95㎜ 全幅58㎜ですので縮尺は約1/370となります。サイズは小さいですが、よく出来ています。可変後退翼が作動するギミック付きです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
THUDERBIRDS 1 1
THUDERBIRDS 1 1

 以下はサンダーバード 2号の画像です。2号は救助に必要な装備を格納したコンテナを輸送する輸送機でコンテナが脱着できる構造です。ロールス ロイス社製のジェットエンジンを搭載し、最高速はマッハ2.8(時速換算で3427km/h)という設定です。2号の劇中設定仕様は全長76m 横幅54.7mで、このモデルのサイズは全長152㎜ 全幅108㎜ですので縮尺は約1/500となります。2号のイメージがうまく再現されコンテナ脱着のギミック付きで、このセットのなかでは一番凝った出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
THUDERBIRDS 2 1
THUDERBIRDS 2 2

 以下はフロント/リアの拡大画像とコンテナ脱着ギミックの画像です。コンテナを外す際にボディを押し上げる支柱が、ボディ左右にある赤いボタンを押すと出てきます。ボディ後部の赤いボタンを押すとコンテナが外れます。コンテナは前面の扉が開閉し、格納された4号の出し入れが出来ます。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
THUDERBIRDS 2 3
THUDERBIRDS 2 4

 以下はサンダーバード 3号の画像です。3号は宇宙空間での救助作業と静止衛星のサンダーバード 5号との連絡用です。液体/固体両用燃料ロケットエンジンを搭載し最高速は不詳ですが、救助活動で太陽の近くまで行ったこともあるのでとんでもなく速い設定です。3号の劇中設定仕様は全長60.9m(20.6mとする説もある) 横幅12.4mで、このモデルのサイズは全長104㎜ 全幅30㎜ですので縮尺約1/580となります。3号はロケットそのものなのであまり面白味がないのですが、シンプルによく出来ています。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
THUDERBIRDS 3 1
THUDERBIRDS 3 1

 以下はサンダーバード 4号の画像です。4号は水中での救助作業を行う潜水艦です。ロールス ロイス社製のターボジェットエンジンを搭載し水中での最高速度は140km/hという設定です。4号の劇中設定仕様は全長9.1mで、このモデルのサイズは全長42㎜ 全幅18㎜ですので縮尺約1/200となります。4号は小さいのでダイキャスト一体物で成型されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
THUDERBIRDS 4 1
THUDERBIRDS 4 1

 以下はサンバーバード FAB1 (ロールス ロイス ペネロープ号)の画像です。FAB1は国際救助隊ロンドン支部のエージュント レディ ペネロープが使う水陸両用乗用車で、最高速度320㎞/hという設定です。ロールス ロイスの名称を使用することは、ロールス ロイス社が公認しているようです。FAB1の劇中設定仕様は全長6.4m 横幅2.44mで、このモデルのサイズはサイズは全長78㎜ 全幅30㎜ですので縮尺約1/80となります。透明のバブルトップがやや大きめですが、まずまずの出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
THUDERBIRDS FAB1 ROLLS ROYCE 1
THUDERBIRDS FAB1 ROLLS ROYCE 2

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