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日産 リーフ (電気自動車) 日本 2018年
日産の本格的な量産電気自動車であるリーフの2代目が2017年に登場しました。初代リーフと同じプラットフォームに、今風のフロントグリルとテールライトでリニューアルしたデザインになりました。初代のモーター(80kW)より強力なモーター(110kW)が採用され、電気自動車としての性能が向上しています。搭載するバッテリー容量は2種類あり、エントリー仕様は48kWh(初代は30kWh)、上級仕様は60kWhです。上級仕様の60kWhバッテリーによる航続距離は550kmで、初代 後期型の280㎞から大幅に向上しています。
先進的な装備としては、アクセルペダルのみの操作で、発進、加減速、停止/停止保持が可能な「Eペダル」システムや、国産車としては初めての自動駐車システムでアクセル、ブレーキ、ハンドル、パーキングブレーキまでを自動制御する「プロパイロット パーキング」システムを搭載しています。アメリカの電気自動車テスラのように走行性能が高性能スポーツカー並みということはないですが、一般的なユーザー向けの実用的な設定がされていると思います。
ミニカーは2018年に発売されたアシェット 国産名車コレクション製でメーカーはイクソです。このリーフが国産名車コレクション最後のミニカーとなりました。約12年間続いたシリーズの最後にふさわしく、雑誌に付属するミニカーとしては申し分のない良い出来ばえとなっています。フロントグリル、特徴的な黒いルーフとテールライト部の造形、室内の造形などリアルにできています。これ以外のリーフ 2代目のミニカーは、これと同じ型のイクソ、トミカの1/63、ホットホイールのニスモ RC_02 1/64があります。なお日産自動車の特注品の1/43もありますが、これと同じ型をつかった物のようです。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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プジョー 208 GT ライン フランス 2019年
プジョー 208は207の後継車として2012年に登場しました。外観は先代を踏襲したデザインの3ドア/5ドアハッチバックで、サイズは少し小さくなりました。エンジンは3気筒1L/1.2L、4気筒1.4L/1.6L、4気筒1.4L/1.6Lディーゼルなどがあり、5段/6段変速、4段/6段自動変速で最高速166km/h(1L 68HP)の性能でした。(実車画像→ プジョー 208 2012)
プジョー 208の2代目が2019年に登場しました。電気自動車仕様のe208も同時に登場しました。2020年のヨーロッパ カー オブ ザ イヤーを受賞しました。解説は追加予定
ミニカーは2019年に発売されたノレブ製の当時物です。高性能版のGT ラインをモデル化しています。画像はノレブのWEBショップの画像を借用しました。
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トヨタ GR スープラ (A90型) 日本 2019年
トヨタ スープラ 5代目(A90)が2019年に登場しました。技術提携をしているBMWとの共同開発で、BMW Z4(G29)のプラットフォームをベースにしています。歴代のスープラは直列6気筒エンジンを搭載した後輪駆動車でした。この伝統を守る為に、開発を始めた2012年当時に直列6気筒エンジンを製造していたのはBMWだけだったので、BMWと共同開発したとのことです。(ただこのような少量生産車をトヨタだけで開発するのがコスト的に合わなかったからでしょう) Z4のエンジン/プラットフォームを使っていますが、外観などそれ以外の開発作業は独立しておこなわれたので、両車は姉妹車という訳ではないようです。実際にZ4はオープンカーですがスープラはクーペです。外観はかつての2000GTを思わせるロングノーズ/ショートデッキのデザインで、2シータなので先代より全長が短く全幅は広くなっています。(実車画像→ BMW Z4 2019)
エンジンはBMW製のDOHC 6気筒3L(340HP)ターボ/DOHC 4気筒DOHC 2L(197HP/258HP)ターボを搭載し、変速機はZF製の8段自動変速のみです。安全装備としてはミリ波レーダーと単眼カメラ方式のプリクラッシュセーフティ、ブラインドスポットモニター、レーダークルーズコントロール、レーンディパーチャーアラートなどの先進システムが標準装備されています。BMW純正の車載通信機を搭載しiPhone専用アプリが使用できます。製造はBMWが行いトヨタは輸入して販売する形となっています。またGR スープラという名前はトヨタのスポーツモデル専用ブランド GRの専売車としての商品名で、正式な車両名は従来どおりのスープラです。
ミニカーは2020年に販売された京商製です。3Lエンジンを搭載するRZの専用色でマットグレイメタリックというカラーリングでモデル化しています。ダイナミックなボディがうまく再現され、レベルの高い出来ばえです。内装も赤/黒で彩色されたバケットシートや赤い文字?が表示されたインパネのナビ画面などリアルに再現されています。(ただメーターの表示があまり良く見えませんが) 個人的には1/43のダイキャスト製で作ってくれたことを一番好ましく思います。(最近の1/43の新製品は高価なレジン製ばかりなのは困ったものです) これ以外のスープラ 5代目のミニカーはトミカの1/60、京商の1/64、ホビージャパンの1/64、MARK43(レジン製)、イグニッションモデル(レジン製)の1/18と1/43、アイドロン(レジン製)などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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GM シボレー コルベット C8 スティングレイ アメリカ 2020年
コルベットの7代目C7が2013年に登場しました。スティングレイの名前が復活し、2ドアクーペ(タルガトップ)とコンバーチブル(電動開閉ソフトトップ)があり、従来通りのFRP製ボディでした。デザインの基本は先代と同じですが、ラップラウンド式のリアウィンドーが一般的なウィンドーとなりました。またコルベットの特徴であった丸形4連テールライトが角型に変わりました。プラットフォームは新設計されましたが、横置きリーフスプリングのサスペンションは継承していました。エンジンはV型8気筒6.2L(450HP)で、高性能版のZ51は466HPで 7段変速/6段自動変速で最高速306km/hの性能でした。2015年にスーパーチェージャー付(650HP)で高性能版のZ06、2019年にはさらに765HPにパワーアップしたZR1が追加されました。(実車画像→ シボレー コルベット C7 2014)
コルベットの8代目C8が2020年に登場しました。エンジンが従来のフロント搭載からリアミドシップ搭載に変更され、GM初のミドシップエンジン スポーツカーとなりました。それに伴い外観もボディ側面にエアインテークを持つフェラーリのようなデザインとなりました。タルガトップのクーペと電動格納式ハードトップがあります。サスペンションも伝統の横置きリーフスプリングからコイルスプリングに変更されました。V型8気筒6.2L(490HP)エンジンを搭載し、変速機はデュアルクラッチ式8段自動変速のみで、最高速312km/hの性能です。高性能版のZ51は495HPで足回りを強化しています。2021年に設定されたさらに高性能なZ06はレース仕様のDOHC V型8気筒5.5L(670HP)エンジンを搭載し足回りを強化しています。
ミニカーは2022年に発売されたイクソ製です。従来のコルベットから大きく変わったフェラーリ風のデザインがうまく再現されとても良く出来ています。フロントのエアインテークや側面のエアインテーク、ホイール、テールライトなどの細部もリアルに再現されています。またやや見難いのですが、室内もそこそこリアルでリアウィンドー下に見えるエンジンも再現されています。これ以外のC8のミニカーはグリーンライトの1/64、GT スピリット(レジン製)の1/18、モーターマックスの1/24、スパーク(レジン製)のレース仕様、トゥルースケールのレース仕様1/43(レジン製)と1/64などたくさんあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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サンダーバード メモリアル セット イギリス 2065年
サンダーバードは1965年にイギリスで放映されたSF人形劇で、日本では1966年にNHKで放送が開始されました。時代設定は2065年で国際救助隊(IR:International Rescue)と称する秘密組織が、世界中で発生した事故/災害で危機に瀕した人々をサンダーバードという未来的なスーパーメカを駆使して救助する物語(1話1時間完結)でした。中学生だった私は当時としてはまだ珍しいカラーのTV映像に我を忘れて見入っていました。そんな訳でミニカーマニアになる前は、熱狂的なサンダーバードマニアでした。サンダーバードのNHK放映は1967年に全32話が終了しましたが、その後1966年に劇場版映画の「サンダーバード 劇場版」と1968年に「サンダーバード 6号」が公開されました。
その後サンダーバードは国内でも民放で再放送され、1980年代までブームが続きました。本国イギリスでも1990年代にブームが再来しています。2004年にアメリカで実写版映画が公開され、2015年には登場するスーパーメカや時代背景などの設定を変えたリメイク版「サンダーバード ARE GO」がCGアニメでイギリスで製作されました。このCGアニメ版のシーズン1はNHKで2019年に放送されました。個人的な感想をいうと実写版は駄作だと思います。CGアニメ版は悪くはないのですが、オリジナル版が登場した時のような新鮮な驚きがあまりありません。(それなりに面白いですが、話の展開が早いのとCGで表現されるメカに現実味を感じないのがいまひとつ)
当サイトは自動車のミニカーを紹介するサイトですが、当方の好きなサンダーバード関係のキャラクターモデルも紹介させていただきます。まず最初に紹介するのは1992年に発売されたマッチボックス製のサンダーバード メモリアル セットです。このセットは1990年代に再燃したイギリスのサンダーバード人気に合わせて発売されたもので、1号、2号、3号、4号、FAB1(ロールス ロイス ペネロープ号)を1セットにまとめた物です。サンダーバードのキャラクターモデルとしては1960年代に発売されたディンキー製の当時物で2号(4号付)とFAB1がありましたが、これは1990年代に新しくモデル化されました。1992年にはこのメモリアル セットのモデルを組みこむことができるサンダーバード秘密基地(トレーシー アイランド)も発売されました。 1993年にはメモリアル セットと同じ内容の物がレスキュー パックの名前で発売されました。その後も1990年代に様々なサンダーバードのキャラクターモデルが国内外で発売されました。
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