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トヨタ レクサス LS460 F スポーツ (XF40) 日本 2013年
トヨタのレクサス ブランドの日本国内展開に伴い、セルシオに変わってレクサス LS 4代目が2006年に登場しました。さらに2012年の大幅なマイナーチェンジで、レクサス ブランドの統一デザインであるスピンドルグリルを採用したデザインに変更されました。内装も全面変更され、センターコンソールに12.3型高精細液晶ワイドディスプレイが採用されました。同時にLS460とLS600hに専用装備を持つスポーティ仕様のF SPORTが追加されました。
F SPORTはエンジンと変速機に違いはありませんので、基本的な動力性能的は他のグレードと同じだと思われます。ただし専用のローダウンサスペンション、トルセンLSD(LS460のみ)、アクティブスタビライザー(LS600hのみ)、専用ブレーキ(フロント ブレンボ製6ポットキャリパー)、本革スポーツシートを装備しています。外観はメッシュ調の専用デザインのスピンドルグリルで差別化されていました。レクサス LS シリーズは2017年に5代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ レクサス LS 500h 2017)
ミニカーは2018年に発売された京商製です。マイナーチェンジした後期型のF スポーツをモデル化しています。京商らしいリアルな造形で実車の雰囲気が良く再現されています。また灯火類や室内なども良く再現されていてかなり良い出来ばえになっています。なお前述した2009年に発売されたLS600Lの京商製ミニカーは定価が3150円でしたが、同じような出来ばえのこのLS460は定価6300円と値段が2倍になってしまいました。(買う側の収入はほとんど横ばいですので、この2倍は高すぎます) これ以外のレクサス LS 4代目 後期型のミニカーはオートアートのLS600hL 1/18があります。以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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マツダ アテンザ (マツダ6) 日本 2013年
2012年にマツダ アテンザ 3代目が登場しました。スカイアクティブ テクノロジー(SKYACTIV TECHNOLOGY)を全面的に採用したマツダの最上級車として開発されました。外観は魂動デザインと称するシンプルながら美しいスタイルの4ドアセダンでした。先代にあったハッチバックが廃止され、ワゴンがアテンザ ワゴンの名前で設定されました。量産ガソリンエンジンとしては世界一の圧縮比14.0を実現して燃費/出力を向上させたスカイアクティブ G DOHC 4気筒2L/2.5L(188HP)直噴エンジンとDOHC 4気筒2.2L(188HP)ディーゼルターボエンジンを搭載し、前輪駆動と4WDがありました。
アイドリングストップシステム「i-stop」と、乗用車として世界初の蓄電器(キャパシタ)を採用した減速エネルギー回生システム「i-ELOOP」を標準装備し燃費を向上させていました。2013年のRJC カー オブ ザ イヤーを受賞しています。2014年のマイナーチェンジでLEDヘッドライト/LEDリアライトを採用しフロント/リアの意匠が小変更され、安全先進技術がアップグレードしました。2018年のマイナーチェンジでフロントグリルが変更されるなど内外装が変更されました。2019年に車名が国外向けと同じマツダ6に変更されました。北米、欧州に輸出され、販売が好調な中国とロシアでは現地生産されています。
ミニカーは2014年に発売されたアシェット 国産名車コレクション製です。メーカーはイクソで、イクソは別ブランドのプレミアムX(型番PRD404)でアテンザ 輸出仕様をモデル化しているので、それを流用しています。プロポーションが正確で、美しいデザインがうまく再現されています。フロントグリルやライト類など細部もそこそこリアルでなかなか良い出来ばえです。(ただ安価な雑誌付きミニカーなので、内装の仕上げは無彩色でプレミアムXより簡素化されています) これ以外のアテンザ 3代目のミニカーはイクソの別ブランドのトリプル9の輸出仕様、トミカの1/66、WIT'S(レジン製)のセダン/ワゴン、ハイストーリーのセダン/ワゴン(ダイキャスト製)とカブリオレ パレードカー(レジン製)、OVERSTEERのセダン/ワゴン 1/64などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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三菱 eK ワゴン 日本 2013年
三菱の軽自動車は1961年に登場したミニカが、2010年まで発売されていました。ミニカ 6代目の派生車として、車高の高いミニカ トップが1990年に登場しました。ミニカ トップは車高の高い軽自動車を愛嬌のあるスタイルの車として一般化させました。(実車画像→ ミニカ トッポ) ミニカ トッポは1993年に2代目となり、1998年のモデルチェンジでトッポBJに名前が変わり、そのトッポBJの実質的な後継車として2001年に登場したのがeK シリーズでした。なおeKとは「Excellent K-car」の略で「いい軽」というダジャレでもありました。
eKシリーズ(初代)はまずeKワゴンとして2001年に登場しました。エンジンは3気筒657㏄、5段変速/4段自動変速、駆動方式はFFと4WDでした。eK シリーズは日産にOEM供給されて、日産 オッティ(初代)として販売されました。2002年にスポーティなeKスポーツを追加、2003年に外観をクラシック調にして内装などを高級にしたeKクラシックを追加、2004年には車高を上げたSUV仕様のeKアクティブが追加されました。2006年にeKシリーズは2代目にモデルチェンジしました。2代目は初代のデザインを踏襲したデザインで、エンジンやサスペンションも初代とほぼ同じでした。OEMの日産 オッティも2代目となりました。(実車画像→ 三菱 eKワゴン 2001) (実車画像→ 三菱 eKワゴン 2代目 2006)
2013年にeK シリーズは3代目にモデルチェンジしました。三菱と日産の軽自動車事業での合弁会社NMKVで開発され、日産ではデイズとして登場しました。(外観はかなり異なります) 同時にさらに背の高いワゴンがeKスペース(日産 デイズ ルークス)として登場しました。エンジンは可変バルブタイミングリフト機構(MIVEC)付きの新型のDOHC 3気筒に変わり、三菱の軽自動車としては初のCVT変速機が採用されました。スポーティ仕様のeKスポーツはekカスタムに名前が変わり、ekカスタムにはターボで64HPにパワーアップしたエンジンが設定されていました。2016年に燃費偽装問題で三菱車の販売が中止されましたが、三菱が日産の傘下となることで再建が決まり、燃費を修正してeK ワゴンは販売が再開されました。2019年にeKワゴン/eKクロス 4代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ 三菱 EKワゴン 2019)
ミニカーは2017年に発売された国産名車コレクション製です。メーカーはイクソで、eK ワゴン 3代目をモデル化しています。プロポーションが良く、フロントグリルなどの細部もなかなか良く仕上げてあります。内装もハンドルの三菱ロゴが印刷されているなどまずまずの良い出来ばえです。これ以外のeK ワゴンのミニカーは日産ディーラー特注品で京商が1/43でモデル化していますので、これはその型を流用していると思われます。(イクソは京商のミニカーをOEM生産しているので) なお日産 デイズも日産自動車特注品で京商 J-コレクションがモデル化していますが、それもこれと同じじイクソ製でしょう。またeK スポーツの2代目を童友社が1/64でモデル化しています。最近の新車販売の約半分は軽自動車ですから、もっと軽自動車のミニカーが作られてもよさそうにおもいます。毎度おなじみの昔のスポーツカーばかり作らずに、現在の軽自動車の売れ筋をモデル化したほうが一般の方にも良く売れるのではないかと思うのは私だけでしょうか。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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ホンダ NSX コンセプト 日本 2013年
2013年の東京モーターショーにNSXの2代目のプロトタイプ NSX コンセプトが公開され、2016年に国内で市販化されました。デザインは最近のミドシップエンジン搭載のスーパーカーに共通する低く幅広いスタイルで、細長いヘッドライトが特徴的です。ミドシップに縦置きされるエンジンはV型6気筒3.5Lで、それに3つのモーターを組合わせたハイブリッドシステム「スポーツハイブリッド SH-AWD」を採用しています。このエンジンはホンダ製ではなく、高性能で少量生産という理由からホンダがレースで有名なコスワースに製造を依頼しているそうです。(少しがっかりです) なお車の製造も国内ではなく北米の専用工場で行うとのことでこれもなんとなく寂しい気がします。
ハイブリッドシステムは後輪をエンジンとモーターで、前輪2輪は2つのモーターで駆動します。前輪左右の駆動トルクを独立し制御することで、優れた操縦性を発揮するようです。システムの最高出力は581HPと恐ろしく速いのですが、上述したシステムの制御でその挙動は極めてスムーズだそうです。価格は約2400万円とポルシェ 911並みで、国内で販売される日本メーカーの車としては最高金額です。(ただ内装の仕上げなどは評判が悪いようですが)
ミニカーはエブロ製のNSX コンセプトで、2015年に発売されました。エブロらしい手堅い作りで、良くできています。ただ内装はやや物足りないレベルです。また台座から外して底板を見ると、シャーシなどの造形がなくのっぺらぼうの状態でがっかりしました。これはエブロらしくないレベルで、多分シャーシの実車データが得られなかったからだと思います。ただ最近、底板の造形を省略するミニカー(特に新興レジン製)が増えているのは好ましくない傾向です。トミカなどの小スケールでもそれなりに造形していますから、1/43でシャーシやサスペンションの造形を省略するのは私に言わせると手抜きです。 これ以外のミニカーでは、トミカ、京商の1/64、MARK43、ホビージャパンの1/18、エブロのレース仕様などがあります。以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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スバル フォレスター 日本 2013年
1997年にスバル フォレスター 初代が登場しました。1995年に登場したインプレッサ スポーツワゴン 初代をベースにして、車高を上げてクロスオーバー仕様としたSUV車でした。インプレッサより大きめのフロントグリルを持つ厳つい顔つきで、ステーションワゴン的なデザインでもありました。水平対向DOHC 4気筒2Lターボ(250HP)エンジンを搭載するフルタイム4WD車でした。1997年に4気筒2L(135HP)、1998年に4気筒2.5Lエンジンが追加されました。2000年のマイナーチェンジで後期型となり、内外装が変更されました。(実車画像→ スバル フォレスター 1997)
2002年にフォレスター 2代目が登場しました。外観は先代を踏襲したデザインでした。先代で追加された4気筒2.5Lエンジンの設定はなくなりました。2004年にDOHC 4気筒2.5Lターボ(230HP)エンジンを搭載したSTi バージョンが追加されました。2005年のマイナーチェンジで、フロントグリルの意匠が変更されました。
2007年にフォレスター 3代目が登場しました。車高が高くなり、従来のステーションワゴン的なデザインからよりSUVらしいデザインとなりました。プラットフォームはインプレッサがベースでリアサスペンションがダブルウィッシュボーン式に変わりました。国内向けエンジンは水平対向DOHC 4気筒2L/2Lターボ(230HP)で、海外向けは従来と同じ4気筒2.5Lターボ(230HP)がありました。2010年のマイナーチェンジでフロントの意匠が変更され、2Lエンジンが新型に変更されました。(実車画像→ フォレスター 2007)
2012年にフォレスター 4代目が登場しました。外観はフロントグリルが独立したデザインとなりました。従来のターボエンジン搭載車にあったボンネット上の目立つエアダクトがなくなりました。国内向けエンジンは水平対向DOHC 4気筒2L/2L直噴ターボ(280HP)で、海外向けはDOHC 4気筒2.5Lと4気筒2Lディーゼルがありました。自動変速機はトルコン式からCVT リニアトロニックに変更されました。安全装備として運転支援システム「EyeSight(Ver.2)」が標準装備されたグレードが設定されました。2015年のマイナーチェンジでフロントグリル/バンパーとリアライトの意匠が変更され、内装ではインパネ中央に運転情報を表示する液晶マルチインフォメーションディスプレイが装備されました。2018年にフォレスター 5代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ フォレスター 2018)
ミニカーは2014年に発売された国産名車コレクション製です。メーカーはイクソで、イクソは別ブランドのプレミアムX(型番PRD391)でフォレスター 4代目(左ハンドル)をモデル化していますので、それを流用して右ハンドル仕様に変えているようです。プロポーションが良く、フロント周りの造形もリアルで実車がうまく再現されています。また室内もそこそこうまく再現されています。フォレスター 初代のミニカーはハイストーリー(レジン製)とWIT'S(レジン製)、2代目はコナミの1/59、3代目はDNA(レジン製)の1/18とWIT'S(レジン製)があります。4代目はプレミアムX、WIT'S(レジン製)、トミカの1/65、ハイストーリー(レジン製)などがあります。(なおWIT'Sは中国工場の閉鎖により2016年にミニカー事業から撤退しました) 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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