ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

CITROEN C3 2016 FRANCE

CITROEN C3
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CITROEN C3


NOREV 155268 1/43 93mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4m 全幅約1.74m エンジン 変速機: DOHC 3気筒 1.2L 110HP 5段変速/6段自動変速
性能: 最高速188km/h  データーベースでシトロエン C3のミニカー検索

シトロエン C3 フランス 2016年

 

 2009年にシトロエン C3の2代目<が登場しました。初代と同じ丸っこいボディで、ルーフまで伸びた大きなフロントウインドーによる広い視界が特徴でした。エンジンは4気筒1.1L/1.4L/1.6Lガソリンと4気筒1.4L/1.6Lのターボディーゼルがありました。ミニバンのクサラ ピカソの小型版後継車としてC3のSUV仕様であるC3 ピカソが2008年に登場し、C3 2代目と同時開発された派生車のDS3が2009年に登場しました。(実車画像→ シトロエン C3 ピカソ) (実車画像→ シトロエン C3 2005)

 

 シトロエン C3の3代目が2016年に登場しました。2014年に登場した個性的なデザインのC4 カクタスと同じようなデザインです。(実車画像→ シトロエン C4 カクタス) カクタスほど個性的ではありませんが、C3も他車と一味違うシトロエンらしい感じがします。ドアの下にある黒いモールのような部分は「エアバンプ」と称する樹脂製バンパーでボディーの損傷を防ぐ機能があり、デザイン的なアクセントにもなっています。オーバーフェンダーのような太い樹脂モールや前後の樹脂バンパーも同様のアクセントとなっています。(エアバンプが付いていない仕様もあります) エンジンは3気筒1.2L(68HP/82HP/ターボ 110HP)と4気筒1.6L(75HP/100HP)ターボディーゼルが搭載されています。

 

 

 ミニカーはノレブ製で、2016年に発売されたものです。ノレブらしい手堅い作りで、実車と同じカラーリングに仕上げています。灯火類や室内などの細部の仕上げはリアルで、最大の特徴であるエアバンプもそれらしい質感でうまく再現しています。C3 2代目/3代目のミニカーはすべてノレブの物しかありません。最近のフランス車のミニカーはノレブが独占していて、少し前のミニチャンプスのドイツ車のようになりました。ノレブは老舗の玩具メーカーなので、現状のミニチャンプスのような傲慢なモデル展開や価格設定はやらないでしょう。したがって現状のようなノレブの独占状態でも良いのですが、できればソリドなどの他社が競作して欲しいと思います。(競争原理が働かないのは好ましいことではないので) 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

CITROEN C3 1
CITROEN C3 2

データーベースでシトロエン カクタスのミニカー検索"

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PEUGEOT 3008 GT 2016 FRANCE

PEUGEOT 3008 GT
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PEUGEOT 3008 GT


NOREV 473882 1/43 mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.45m 全幅約1.84m エンジン 変速機: DOHC 4気筒 2L ターボディーゼル 178HP 
6段変速/6段自動変速
性能: 最高速207km/h   データーベースでプジョー 3008のミニカー検索

プジョー 3008 GT フランス 2016年

 

 プジョー初のSUVとして4007が2007年に登場します。4007は三菱のアウトランダーをベースにした共同開発車で、グループ内のシトロエン C クロッサーは姉妹車です。 ボディと4WD関係のシャーシは三菱製、サスペンション関係はPSA グループが開発し、エンジンは三菱製の4気筒2.4L(170HP)とPSA グループの4気筒2.2Lディーゼル(156HP)を搭載していました。2012年まで生産され、後継車は三菱 RVRをベースにした4008です。

 

 4008よりも小型のクロスオーバーSUVの3008 初代は2009年に登場しました。3008は308をベースにしてプジョーが独自開発しています。駆動方式は4WDではなくFFですが、オフロードや雪道に応じて駆動力を制御するトラクションコントロールシステムが搭載されています。エンジンは308と同じ4気筒1.6Lガソリンと4気筒1.6L/2Lターボディーゼルを搭載しています。2016年に2代目にモデルチェンジし、最近のSUVに共通するデザインになりました。2017年 ヨーロッパ カー オブ ザ イヤーを受賞しています。

 

 

 ミニカーはノレブ製で、3008 2代目の高性能版 GTをモデル化しています。ミニカーを持っていないので、画像はノレブのWEBサイトから拝借しました。ボディ後半が黒くなっている独特のカラーリングが再現されているなど、写真で見る限りノレブらしい良い出来ばえのようです。ノレブは初代3008など9種類の3008をモデル化しています。4007や4008もノレブがモデル化していて、最近のフランス車のミニカーはノレブの独占状態です。ライセンスの関係で複数のミニカーメーカーによる競作がなくなって久しいですが、このような1社独占はあまり好ましくないと思います。
データーベースでプジョー 4007のミニカー検索
データーベースでプジョー 4008のミニカー検索

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NISSAN SERENA (C27) 2016 JAPAN

NISSAN SERENA (C27)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN SERENA (C27)


KYOSHO J COLLECTION KS03662S 1/43 
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.7m 全幅約1.7m エンジン 変速機: DOHC 4気筒 2L 150HP モーター 2.6HP
 CVT FF/4WD
性能: 最高速 不詳  データーベースで日産 バネット/セレナのミニカー検索

日産 セレナ (C27) 日本 2016年

 

 2016年に日産 セレナ 5代目(C27)が登場しました。先代(C26)の2段重ねヘッドライトと一体化したフロントグリルを継承し、フロントグリルに新世代の日産車に共通する「Vモーション」を採用しています。先代と同じDOHC 4気筒2L(147HP)エンジンを搭載する前輪駆動/4WD車です。小型電動モーター(2.6HP)で制動のエネルギーを回生する簡易的なハイブリッドシステムを採用したS-ハイブリッド仕様があります。高速道路で車線維持/車間距離維持を行う安全運転支援システム「プロパイロット」が採用され、駐車場所を指定すると自動でステアリング操作をおこない駐車をアシストする「インテリジェント パーキング アシスト」も採用されました。2016年のRJC カー オブ ザ イヤーを受賞しています。 

 

 2017年に専用の外観で足回りをチューニングしたミニバンとしては初のニスモ仕様であるセレナ ニスモが設定されました。2018年に本格的なハイブリッドシステムを採用したセレナ e-POWER(7人乗り)が登場しました。このシステムはDOHC 3気筒1.2Lエンジンを発電専用として発電した電力をリチウムイオン電池に充電し、走行用電動モーター(136HP)で前輪を駆動して走行します。(燃費は26.2L 4WD仕様はなし) 電池残量があるときはエンジンを始動しないで走行することもできます。2019年のマイナーチェンジで、フロントグリルなどの意匠が変更されました。2018年には約10万台が販売され、ミニバンクラスの販売台数で1位となり大ヒットしました。2022年にモデルチェンジするようです。

 

 

 ミニカーは2016年に発売された京商 Jコレクション製です。ミニカーの画像はWEBショップのサンプル画像を借用させていただきました。画像を見ただけですが、実車の雰囲気がうまく再現されていて良く出来ていると思います。これ以外のセレナ 5代目のミニカーはトミカの初期型とe-POWER 1/67があります。

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TOYOTA LEXUS CT200h F SPORT 2016 JAPAN

TOYOTA LEXUS CT200h F SPORT
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA LEXUS CT200h F SPORT


KYOSHO KS03656R2 1/43 102㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.35m 全幅約1.76m エンジン 変速機: DOHC 4気筒 1.8L アトキンソンサイクルエンジン 99HP + 電気モーター 82HP 電気式無段変速機
性能: 最高速180km/h  データーベースでレクサス CTのミニカー検索

トヨタ レクサス CT200h F スポーツ 日本 2016年

 

 トヨタのレクサス ブランドのコンパクトカーで5ドアハッチバックのレクサス CTが2011年に登場しました。ハイブリッド専用車のCT200hのみの設定で、レクサスとしてはサイズが最も小さく低価格なので、レクサスのエントリーモデルとしての位置づけでした。外観はこのクラスとしては低い車高のスポーティなデザインで、サイドまで回り込んだリアウィンドーが特徴でした。ハイブリッドシステムはプリウス 3代目と同じ「リダクション機構付THS II」を採用し、DOHC 4気筒1.8L(99HP)アトキンソンサイクルエンジンと電気モーター (82HP)で構成されています。

 

 変速方式はプリウスとは異なるスポーティなパドルシフトを採用しています。また「ノーマル、エコ、スポーツ」のドライブモードを選択でき、スポーツを選択するとモーター駆動電圧を500Vから650Vに変更して走行性能を上げることができます。2014年のマイナーチェンジで、レクサスの統一デザインであるスピンドルグリルを採用してフロント意匠を変更しました。2017年のマイナーチェンジで、フロントグリル/バンパー/ヘッドライトなどの意匠を変更し、プリクラッシュセーフティシステム、レーンディパーチャーアラート、レーダークルーズコントロールなどの先進安全装備を標準装備としました。2022年に販売中止となり、2018年に登場したクロスオーバーSUVのレクサス UXが後継車となります。(実車画像→ レクサス UX)

 

 

 ミニカーは2017年に発売された京商製です。2014年のマイナーチェンジ後のスポーツ仕様 F スポーツをモデル化しています。プロポーションが良く、特徴的なフロントグリル造形やリアウィンドーなどがうまく再現されています。灯火類や室内インパネなどの細部も良く仕上げてあり、レベルの高い出来ばえになっています。(定価が6300円と高価でしたので、値段相応ではあります) これ以外のレクサス CTのミニカーはミニチャンプスの輸出仕様の初期型、WIT'S(レジン製)の2011年と2014年式などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA LEXUS CT200h F SPORT 1
TOYOTA LEXUS CT200h F SPORT 2

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SUBARU IMPREZA SPORT/G4 2016 JAPAN

SUBARU IMPREZA SPORT/G4
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SUBARU IMPREZA SPORT/G4


TOMICA 78-10 1/63  mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.46m 全幅約1.78m エンジン 変速機: DOHC 水平対向4気筒 2L 154HP
 CVT 4WD
性能: 最高速195km/h (輸出仕様)  データーベースでスバル インプレッサのミニカー検索

スバル インプレッサ スポーツ/G4 5ドア ハッチバック 日本 2016年

 

 インプレッサ 5代目 2016年 登場
 5ドアハッチバックと4ドアセダンの2タイプがあり、デザインの基本は先代を踏襲しつつ細部がリファインされています。新世代プラットフォーム「SUBARU GLOBAL PLATFRM」を採用してボディ構造を最適化し、ボディ剛性と衝突安全性を向上させています。エンジンは先代と同じ水平対向4気筒1.6L/2Lながら振動騒音低減/軽量化が行われています。

 

 自動車としての基本性能の高さに加えて運転支援システム アイサイト(EyeSight)と国産車で初採用となる歩行者保護エアバッグを全車に標準装備するといった安全に対するスバル車の姿勢が高く評価され、2016年の日本 カー オブ ザ イヤーを受賞しています。なおスバル車が受賞するのは2003年の4代目レガシィに続いて2回目となります。

 

 

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