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サンダーバード 秘密基地 (トレーシー島) イギリス 2065年
サンダーバードは1965年にイギリスで放映されたSF人形劇でした。時代設定は2065年で国際救助隊(IR:International Rescue)と称する秘密組織が、世界中で発生した事故/災害で危機に瀕した人々をサンダーバードという未来的なスーパーメカを駆使して救助する物語でした。世界的な大富豪のジェフ トレーシーが国際救助隊の設立者で、南太平洋の孤島(トレーシー島)にある彼の邸宅が国際救助隊の秘密基地でした。トレーシー邸は救助隊の司令部として機能し、島の内部には救助メカのサンダーバード(1号から4号)の発進設備と保守設備が備えられていました。国際救助隊の隊員であるトレーシーの5人の息子と科学者のブレインズなどがその秘密基地で暮らしていました。
これは1992年に発売されたマッチボックス製のサンダーバード 秘密基地(トレーシー島)で、前述したサンダーバード メモリアル キットのサンダーバード モデルと組み合わせて使うように出来ています。(これは島だけでサンダーバードは付属しません 当時の価格は23000円でした) 横幅500㎜、奥行320㎜、高さ220㎜の結構大きなサイズで、トレーシー島をプラスチック製でモデル化しています。劇中のサンダーバード 1号、2号、3号の発進シーンが再現できるようになっていますが、可動部は全て手動で操作する簡単な仕掛けです。なお島の後方にあるスイッチを押すと、交信音声や効果音が発生される音声発生機能があります。
これと同じようなサンダーバード 秘密基地のモデルはいくつかあります。1960年代ではイマイのプラモデルがあり、子供のころに私も作りました。サイズはこのマッチボックス製と同じぐらいで発進動作が電動化され、1、2、3号がスプリングで飛び出す仕掛けになっていました。2000年頃には当時サンダーバードの版権を保有していたカールトン(CARLTON)社が、マッチボックス製をベースにしたと思われる仕様変更品を発売していました。最近の物ではデアゴスチーニの週刊 サンダーバード秘密基地(全110号 2022年発売中) があります。これはマッチボックス製より少し大きなサイズですが、島の内部構造まで再現されていて、電動化された発進動作や照明などずいぶん凝ったものです。(その分トータルで約23万円と高価ですが)
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サンダーバード 1号 イギリス 2065年
サンダーバードは1965年にイギリスで放映されたSF人形劇で、日本では1966年にNHKで放送されました。時代設定は2065年で国際救助隊(IR:International Rescue)と称する秘密組織が、世界中で発生した事故/災害で危機に瀕した人々をサンダーバードという未来的なスーパーメカを駆使して救助する物語(1話1時間完結)でした。中学生だった私は当時としてはまだ珍しいカラーのTV映像に我を忘れて見入っていました。そんな訳でミニカーマニアになる前は、熱狂的なサンダーバードマニアでした。当サイトは自動車のミニカーを紹介するサイトですが、当方の好きなサンダーバードのキャラクターモデルを紹介します。
サンダーバード 1号は災害現場にいち早く急行して現場の状況を調べて救助活動の指令を行います。ロールス ロイス社製のジェットエンジンを搭載し最高速はマッハ21.9(時速換算で27000km/h)と高速ですので、世界のどこにでも1時間以内で到着することができるという設定でした。1号を操縦するのは救助隊ファミリーの長男スコット トレーシーです。1号はロケットのように垂直状態で国際救助隊基地から発進し、垂直離着陸が可能なVTOL機ですので災害現場では水平状態で離着陸を行います。したがって操縦席は機体の状態に応じて水平状態を保つジャイロ機能が付いています。機体下部にマシンガンを備え、救助装備としては現場移動用のホバーバイクと救助指令を行う移動コントロール ユニットを装備しています。
このサンダーバード 1号のキャラクターモデルはサンダーバードの版権を持つカールトン(CARLTON)社の企画で、中国メーカーが製造した物で1999年に発売されました。(日本ではタカラ(現在はタカラトミー)が販売していました) プラスチック製で全長360㎜X翼展開時全幅240㎜の大きなサイズです。1号の劇中設定仕様は全長35.8m 翼展開時横幅24.2mですので、このモデルの縮尺は約1/100となります。玩具的なキャラクターモデルですが、外観寸法などは劇中設定仕様に準じて正確にモデル化されています。(機体内部の表現などは玩具的ですが それらしく作ってあるので悪くはありません)
以下はフロント/リアの拡大画像と水平/垂直状態の操縦席の画像です。水平飛行時と垂直上昇時の操縦席が地面と水平になるように回転するギミックが付いています。また操縦席横の窓も劇中設定どおり開くようになっています。ただし操縦席の上側が大きく開くのは操縦席内部を見せる為に追加されたギミックで、劇中設定の1号にこのような開閉機構はありません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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サンダーバード 2号 イギリス 2065年
サンダーバードは1965年にイギリスで放映されたSF人形劇で、日本では1966年にNHKで放送されました。時代設定は2065年で国際救助隊(IR:International Rescue)と称する秘密組織が、世界中で発生した事故/災害で危機に瀕した人々をサンダーバードという未来的なスーパーメカを駆使して救助する物語(1話1時間完結)でした。中学生だった私は当時としてはまだ珍しいカラーのTV映像に我を忘れて見入っていました。そんな訳でミニカーマニアになる前は、熱狂的なサンダーバードマニアでした。当サイトは自動車のミニカーを紹介するサイトですが、当方の好きなサンダーバードのキャラクターモデルを紹介します。
サンダーバード 2号は災害救助に必要な救助装備を現場に搬送する為の輸送機です。国際救助隊基地には様々な救助装備を積載した6種類のコンテナがあり、必要なコンテナを胴体に装着して輸送します。ロールス ロイス社製のジェットエンジンを搭載し最高速はマッハ2.8(時速換算で3427km/h)で、垂直離着陸も可能なVTOL機という設定でした。機首上部にマシンガン、機首下部に救助用のクレーンを装備しています。2号を操縦するのは救助隊ファミリーの次男バージル トレーシーです。2号は楕円形のボディに25度の前進翼をもつ構造で、実際にこの構造で高速飛行ができるのかやや疑問な点もありますが、サンダーバードの中で一番個性的な機体です。
このサンダーバード 2号のキャラクターモデルはサンダーバードの版権を持つカールトン(CARLTON)社の企画で中国メーカーが製造した物で、1999年に発売されました。(日本ではタカラ(現在はタカラトミー)が販売していました) プラスチック製で全長410㎜X全幅300㎜の大きなサイズです。2号の劇中設定仕様は全長76m 横幅54.7mですので、このモデルの縮尺は約1/185となります。玩具的なキャラクターモデルですが、外観寸法などは劇中設定仕様に準じて正確にモデル化されています。(機体内部の操縦室などは玩具的な表現ですが、それらしく作ってあるので悪くはありません) これ以外の2号のモデルはディンキー(英)の当時物やプラモデルなどたくさんありますが、特に2016年に発売されたデアゴスティーニの「週刊 サンダーバード2号&救助メカ」は縮尺1/144でこれ以上ないぐらいリアルに出来ています。(ただしトータル金額では約15万円にもなり高価ですが)
このモデルは機首の上部が開いて操縦室を見ることができるギミックが付いています。操縦室の細部は劇中設定仕様とは違っているのですが、全体的にはそれらしく作ってあり、パイロットのバージルとファミリーの4男で4号のパイロットであるゴードンのフィギュアを座らせることが出来ます。ただしフィギュアのサイズ(縮尺約1/50)に合わせて出来ているので、操縦室とその前にあるウィンドーは劇中設定よりかなり大きめに出来ています。(ギミック優先の玩具的モデルですから、サイズがおかしいことは無視しましょう また劇中設定の2号はこんな具合に操縦室の上部が開くことはありません)
機体後部には赤いボタンが3ケあり、真ん中を押すとコンテナが取り外せます。後の2ケは音声再生機能の動作ボタンで、このボタンを押すと音声が再生されます。この音声再生回路用の電源として機体後部の下に電池ボックスがあります。 音声の内容は左側のボタンは2号が飛行する効果音で、右側のボタンはサンダーバード間の通信音声でその内容は 'F.A.B. Scott (了解 スコット)'、'We'll need pod 4 Gordon! (ポッド4が必要だ ゴードン)'、'Thunderbirds 2 Undestand you're in danger zone (サンダーバード 2 危険区域だ)'、'Lets get to work (作業を始めよう)'、'ETA five minutes! (到着 5分後)'となっています。以下は実際の音声を録音した音声データです。リンク先をクリックすると音声が再生されます。(注意!! 音が出ますので音量を控えめにしておいてください)
音声データ → 左ボタン 音声、右ボタン 音声 以下はフロント/リアの拡大画像です。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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サンダーバード 2号 完全装備セット イギリス 2065年
サンダーバードは1965年にイギリスで放映されたSF人形劇で、日本では1966年にNHKで放送されました。時代設定は2065年で国際救助隊(IR:International Rescue)と称する秘密組織が、世界中で発生した事故/災害で危機に瀕した人々をサンダーバードという未来的なスーパーメカを駆使して救助する物語(1話1時間完結)でした。救助メカのサンダーバード 2号は災害救助に必要な救助装備を現場に搬送する為の輸送機です。国際救助隊基地には様々な救助装備を積載した1番から6番の6種類のコンテナがあり、必要なコンテナを胴体に装着して現場まで輸送します。
1番コンテナには特殊な消火剤を搭載した化学消防車、周辺の超音波を中和する超音波中和車、高所から落下する人や物を風圧で受け止める風圧クッション車などを装備しています。2番コンテナの装備は不明で、3番コンテナには胴体着陸する航空機を受け止める高速エレベーターカー、ジェットブルドーザー、高所に救助装備を送り込む運送砲車などを装備しています。4番コンテナは水中救助作業用の4号をを装備しています。5番コンテナは地中に潜るジェットモグラ、磁力牽引車、鉄の爪タンクなどを装備していて一番出動頻度の高いコンテナです。6番コンテナはトンネル探索車や電波発信車などを装備しています。
この「サンダーバード 2号 完全装備セット」は1993年に発売されたバンダイ ポピニカ製です。サンダーバード 2号、コンテナ2台、救助メカ 9台、サンダーバード 6号、FAB1 ペネロープ号がセットになっています。サンダーバード 2号はダイキャスト製でコンテナと救助メカはプラスチック製です。サンダーバード 2号の大きさは全長173㎜ 全幅125㎜で、2号の劇中設定仕様は全長76m 横幅54.7mですから、縮尺は約1/440となります。バンダイにはこの完全装備セット以外にも、サンダーバード 2号とジェット モグラのセット物、装備だけのセット物、またこれより大きなサイズの2号と救助メカのセット物もありました。サンダーバードの救助メカはプラモデルや玩具などもたくさんありました。その中でも2016年に発売されたデアゴスティーニの「週刊 サンダーバード2号&救助メカ」は2号と主要な救助メカ22機種の全てが縮尺1/144で統一されていて、それらはかなりリアルに出来ていました。(ただし全巻のトータル金額では約14万円にもなり高価でした) 以下はバンダイの2号のフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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