ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

SUBARU IMPREZA WRX STREET 1996 JAPAN

SUBARU IMPREZA WRX STREET
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SUBARU IMPREZA WRX STREET


TROFEU 602 1/43 97㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.34m 全幅約1.69m エンジン 変速機: 水平対向 DOHC 4気筒 2L ターボ 220HP
 5段変速/4段自動変速  FF/4WD
性能: 最高速230km/h (輸出仕様)  データーベースでスバル インプレッサのミニカー検索

スバル インプレッサ WRX ストリート仕様 日本 1996年

 

 1992年にスバル レガシィの下級車としてインプレッサが登場しました。当初は4ドアセダンと5ドアワゴンの構成で、商用車的ではないかっこいいワゴンはセダンと統一されたスタイルでセンスの良いデザインでした。レガシィをベースにした4輪/前輪駆動車で、エンジンはスバル独自の水平対向エンジンで4気筒1.5L/1.6L/1.8L/2L DOHC ターボ(220HP)が搭載されました。WRCラリー参戦車のベースとして2Lターボー仕様には足回りやブレーキが強化されたセダン WRXが設定されました。(実車画像→ スバル インプレッサ スポーツワゴン)

 

 インプレッサは1993年からWRCに参戦し、1994年には スバルのモータースポーツ関連会社 STI(SUBARU TECNICA INTERNATIONAL)が開発したWRX STIが設定されました。1995年に輸出仕様の2ドアクーペをリトナの名前で国内販売しましたが、販売不振で1996年に販売中止となり、この2ドアクーペがWRX タイプR STIとなり1997年からWRXラリーカーとなりました。1996年のマイナーチェンジでフロント/リアの意匠が変更され、WRXが280HPにパワーアップしました。インプレッサ WRCラリーカーはマニュファクチャラーズタイトルを1995年から3連覇しました。この偉業を記念して2.2Lエンジンを搭載するWRCラリーカーの公道仕様22B STIが1998年に400台限定で発売されました。1999年のマイナーチェンジでWRX STI系のスポイラーなどの意匠が変更されました。2000年にS201 STIが300台限定で発売された後に、インプレッサ 2代目にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは1996年に発売されたトロフュー製の当時物です。ボンネットのエアインテークとリアスポイラーが付いたセダン WRXの左ハンドル仕様をモデル化しています。プロポーションが良く室内などの細部もそこそこ良く再現されていて良く出来ています。トロフューは主にラリー仕様車をモデル化しているブランドで、この公道仕様は4ドアのラリー仕様のベースになっているモデルです。トロフューはインプレッサ 初代の4ドアと2ドアのラリー仕様を約90種類もモデル化しています。トロフュー以外のインプレッサ 初代のミニカーはバンガーズ、オートアートの1/18、CM'Sのラリー仕様 1/64、イクソのラリー仕様、サンスターのラリー仕様 1/18、hpi racingのラリー仕様、WIT'S(レジン製)のワゴンとWRX、MARK43(レジン製)のWRXなどたくさんあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

SUBARU IMPREZA WRX STREET 1
SUBARU IMPREZA WRX STREET 2

 以下は2002年に発売されたデルプラド製の世界の名車シリーズ スバル インプレッサ (1/43 No.41)の画像です。1998年に限定生産された22B STIの左ハンドル仕様をモデル化しています。メーカーは不明ですが、フロントのスポイラーや前後輪のオーバーフェンダーなどの特徴的な外観がうまく再現されていて良い出来ばえです。デルプラド製の世界の名車シリーズのなかでもかなり出来の良い部類の一台です。(実車画像→ スバル インプレッサ 22B STI) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SUBARU IMPREZA WRX STREET 3
SUBARU IMPREZA WRX STREET 4

 以下は2023年に発売されたアシェット 国産名車プレミアムコレクションの スバル インプレッサ 22B STi (1/43 No.29)の画像です。メーカーは中国のSUMS MODELで同社のオールモーストリアル(ALLMOSTREAL)ブランドでモデル化しています。これも1998年に限定生産された22B STIをモデル化しています。この車のミニカーは既にたくさん出回っているのでお手本とするモデルには困らなかったからでしょう、他社のミニカーと遜色のない良い出来ばえとなっています。(いつもこのレベルで仕上げてくれるなら良いのですが) なお国産名車プレミアムコレクションは2023年1月発売のNo.30から値上げされました。(3999円→4399円) (実車画像→ スバル インプレッサ 22B STI) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SUBARU IMPREZA WRX STREET 5
SUBARU IMPREZA WRX STREET 6

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SUBARU IMPREZA WRX STREET 7
SUBARU IMPREZA WRX STREET 8

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SUBARU LEGACY TOURING WAGON GT-B 1996 JAPAN

SUBARU LEGACY TOURING WAGON GT-B
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SUBARU LEGACY TOURING WAGON GT-B


M-TECH MS-17-A 1/43 111mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.67m 全幅約1.69m エンジン 変速機: DOHC 水平対向4気筒 ターボ 2.5.L 280HP 5段変速/4段自動変速
性能: 最高速195km/h (輸出仕様)  データーベースでスバル レガシィのミニカー検索

スバル レガシィ ツーリング ワゴン GT-B 日本 1996年

 

 1993年にスバル レガシィ 2代目が登場しました。先代同様4ドアセダンと5ドアツーリングワゴンがあり、どちらも先代のイメージを踏襲しながら、横長のフロントグリルを持つスタイリッシュなデザインになりました。基本構造も先代がベースでしたが、ホイールベースが拡大され後席の居住性が向上しました。エンジンは水平対向4気筒1.8L/DOHC 2L(ツインターボ 250HP)/2.2Lで、ツインターボは空冷式インタークーラー付きでした。駆動方式は全モデルがフルタイム4WDとなり、前後?へのトルク配分を自動で無段階可変させるアクティブ トルク スプリット4WD(ACT?4)を採用していました。  

 

 1994年にDOHC 4気筒2.5L(165HP)エンジンを搭載した250Tが追加されました。1996年のマイナーチェンジで各エンジンがパワーアップし、高性能版GT-Bに搭載された2Lツインターボエンジンは280HPとなり、当時の2Lクラス最強のエンジンでした。1995年にワゴンをベースにして車高を上げてSUV的な外観のグランドワゴン(北米仕様はアウトバック)が追加されました。グランドワゴンは1997年にランカスターに改名されました。他社の同クラスが大型化して3ナンバー車になるなかで、5ナンバー車ながら高性能なレガシーはヒットし、特に他社にない高性能なワゴンが売れ筋になりました。1998年にレガシィ 3代目にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは1997年に発売されたMテック製の当時物です。マイナーチェンジ後の後期型で高性能版のワゴン GT-Bをモデル化しています。Mテックはエポック社が1996年に立ち上げた1/43の国産車ミニカーのブランドで、出来の良い乗用車/商用車を作っていました。このレガシィはMテックとしては初期物ということもあって、全体的に粗削りな造形で、スタイリッシュなデザインが今ひとつ再現されていません。(特に顔付きの造形がいまひとつです) ボンネットとドアが開閉するギミック付きです。これ以外のレガシィ 2代目のミニカーはWIT'S(レジン製)のセダンとワゴン、ハイストーリー(レジン製)のワゴンがあります。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

SUBARU LEGACY TOURING WAGON GT-B 1
SUBARU LEGACY TOURING WAGON GT-B 2

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SUBARU LEGACY TOURING WAGON 1998 JAPAN

SUBARU LEGACY TOURING WAGON
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SUBARU LEGACY TOURING WAGON


DIAPET DK1005 1/43 110mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.68m 全幅約1.7m エンジン 変速機: DOHC 水平対向4気筒 2.5L 167HP 5段変速/4段自動変速
性能: 最高速200km/h (輸出仕様)  データーベースでスバル レガシィのミニカー検索

スバル レガシィ ツーリング ワゴン 日本 1998年

 

 1998年にスバル レガシィ 3代目が登場しました。先代同様にサイズは5ナンバーのままで、ワゴンとそのSUV仕様のランカスターが先に発売され、セダンはB4という名前で半年後に追加されました。デザインは従来のレガシィの基本的なフォルムを残しながら、上下2灯式ヘッドライトを採用し力強い重厚なデザインとなりました。レガシィは走行性能が売りでしたが、この3代目では内装がレベルアップし、衝突安全性能もトップクラスとなり走行性能以外の品質が向上しました。

 

 当初のエンジンは水平対向DOHC 4気筒2L(ツインターボ 280HP)/2.5L(167HP)で、2000年にランカスターに水平対向DOHC 6気筒3L(220HP)が追加され、その後ワゴンとB4にも3Lエンジンが追加されました。駆動方式は前輪駆動がなくなり、全車が4WDになりました。2001年のマイナーチェンジでフロントグリルにスバルの六連星ロゴが付きました。2002年にSTi(スバル テクニカ インターナショナル)がB4をチューンしたS401 STiバージョン(4気筒2Lツインターボ 293HPエンジン)が限定生産されました。派生車として北米向けのピックアップのバハ(BAJA)が2002年に登場しました。先代はワゴンに人気が集中しましたが、スポーティ仕様のみとしたセダン B4も高性能セダンとして人気が回復しました。2003年にレガシィ 4代目にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは2001年に発売されたダイヤペット(アガツマ)製の当時物です。レガシィ 3代目 ツーリング ワゴンをモデル化しています。アガツマ傘下のダイヤペットで製作された1/43のミニカーで、従来のダイヤペットとは異なるスケールモデル的な作風で、当時の国産ミニカーとしてかなり良い出来ばえでした。灯火類、車名ロゴ、室内などの細部もかなりリアルに再現されています。ドア開閉ギミック付きです。これ以外のレガシィ 3代目のミニカーはトミカのワゴン 1/60、オートアートのB4とワゴン、Mテック カプセルのワゴン 1/72、タルガ タッカーのワゴン 1/64、ハイストーリー(レジン製)のワゴン、WET'S(レジン製)のS401 STIなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

SUBARU LEGACY TOURING WAGON 1
SUBARU LEGACY TOURING WAGON 2

 以下は2002年に発売されたオートアート製のスバル レガシィ B4 1999 (1/43 型番58611)の画像です。オートアートは高品質な1/18のミニカーがメインですが、種類が少ないながら高品質な1/43も作っています。このレガシィ B4もプロポーションが正確で、実車がリアルに再現されています。灯火類や室内などの細部の再現もリアルですが、ヘッドライトの黒い枠はやや目立ち過ぎです。オートアートは1/18ではエンジンやサスペンションなどの内部構造も精密に再現しているのですが、この1/43でも床下部分のドライブシャフトやサスペンションをリアルに再現しています。またオートアートの1/43のほとんどには全輪操舵ギミックが付いていて、このこのレガシィも前輪が操舵できます。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SUBARU LEGACY B4 1
SUBARU LEGACY B4 2

  以下はフロント/前輪操舵ギミック動作の画像とリアの拡大画像/床下部分の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SUBARU LEGACY B4 3
SUBARU LEGACY B4 4

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SUBARU IMPREZA 2.0 WRX 2001 JAPAN

SUBARU IMPREZA 2.0 WRX
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SUBARU IMPREZA 2.0 WRX


IXO MOC001 1/43 104㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.42m 全幅約1.74m エンジン 変速機: DOHC 水平対向4気筒 2L ターボ 280HP
 5/6段変速/4段自動変速 4WD
性能: 最高速238km/h (輸出仕様)  データーベースでスバル インプレッサ 2000年以降のミニカー検索

スバル インプレッサ 2.0 WRX 日本 2001年

 

 2000年にスバル インプレッサ 2代目が登場しました。先代同様にセダン WRXとスポーツワゴンがあり、セダンは走行安定性を考慮してブリスターフェンダーで横幅が拡大され3ナンバー規格となりました。外観は先代のスタイルを継承し、横長ヘッドライトから変更された丸形ヘッドライトが特徴でした。水平対向4気筒1.5L/2L/2Lターボ(280HP)エンジンを搭載し前輪駆動と、マニアル変速でベベルギア式センターデフを持つ4WD、自動変速で油圧クラッチを電子制御する4WDがありました。高性能版としてWRX STiとスポーツワゴン STiがありました。

 

 2001年の改良でB型となり、2002年のマイナーチェンジでC型(中期型)となり、評判の良くなかったヘッドライトが丸型から楕円型(俗称で涙目)に変更されエンジン/シャーシも変更されました。同時にワゴンにもWRXの名前が復活しました。2003年にD型、2004年にE型に改良され、2005年にWRX STiをベースにチューンされたS203が設定されました。2005年のマイナーチェンジでF型(後期型)となり、フロントグリル/ヘッドライトの意匠が変更されました。当時アメリカのGMはスバルに資本参加していたので、GMの意向で2004年にGM傘下のサーブにインプレッサ スポーツワゴンがOEM供給されて北米でサーブ 9-2Xとして販売されました。(実車画像→ サーブ 9-2X 2004) 2006年にG型となり、2007年にインプレッサ 3代目にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは2001年に発売されたイクソ製の当時物です。インプレッサ 2代目初期型の左ハンドル仕様をモデル化しています。プロポーションが良く初代の丸形ヘッドライトの顔付きがうまく造形されていて、かなり良い出来ばえです。灯火類、リアスポイラー、室内などの細部も良く仕上げてあります。イクソはインプレッサ 2代目の中期型/後期型とそのラリー仕様など50数種類ほどをモデル化しています。イクソ以外のインプレッサ 2代目のミニカーはオートアートの前期型/中期型/後期型 1/18、CM'Sのラリー仕様 1/64、hpiレーシングのラリー仕様、ビテスのラリー仕様、WIT'S(レジン製)のS203、京商Jコレクションの前期型、国産名車コレクションの中期型/後期型などたくさんあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

SUBARU IMPREZA 2.0 WRX 1
SUBARU IMPREZA 2.0 WRX 2

 以下は2009年に発売されたアシェット 国産名車コレクションのスバル インプレッサ WRX STI 2004 (1/43 No.97)の画像です。インプレッサ 2代目の中期型右ハンドルをモデル化しています。メーカーはイクソで、イクソは自社ブランドの型番MOC026で中期型をモデル化していますが、これはそれを流用しています。これも上記の前期型同様にプロポーションが良く、中期型の顔付や大きなリアスポイラーがうまく再現されています。なお安価な雑誌付きミニカーなのでコストダウンで細部の仕上げを多少簡素化していますが、それでもインパネのメーターは印刷で再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SUBARU IMPREZA WRX STi 3
SUBARU IMPREZA WRX STi 4

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SUBARU IMPREZA WRX STi 5
SUBARU IMPREZA WRX STi 4

 以下は2010年に発売されたアシェット 国産名車コレクションのスバル インプレッサ WRX STI 2006 (1/43 No.129)の画像です。インプレッサ 2代目の後期型右ハンドルをモデル化しています。メーカーはイクソで、イクソは自社ブランドの型番RAM220などで後期型ラリー仕様をモデル化していますので、これはそれを流用しています。これも上記の前期型/中期型同様にプロポーションが良く、後期型の個性的な顔付がうまく再現されています。なおこれも安価な雑誌付きミニカーなので、コストダウンで室内の仕上げが簡素化されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SUBARU IMPREZA WRX STi 7
SUBARU IMPREZA WRX STi 8

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SUBARU IMPREZA WRX STi 9
SUBARU IMPREZA WRX STi 10

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SUBARU LEGACY B4 SEDAN 2003 JAPAN

SUBARU LEGACY B4 SEDAN
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SUBARU LEGACY B4 SEDAN


JAPANESE CAR COLLECTION (IXO HACHETTE) 93 1/43 110mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.64m 全幅約1.73m エンジン 変速機: 水平対向 SOHC 4気筒 2.5L 165HP 5/6段変速/4/5段自動変速
性能: 最高速214km/h (輸出仕様)  データーベースでスバル レガシィのミニカー検索

スバル レガシィ B4 セダン 日本 2003年

 

 2003年にスバル レガシィ 4代目が登場しました。衝突安全性を向上させる為に、ボディを大型化し車幅が1.7mを超える3ナンバー規格車となりました。ボディが大型化し剛性が向上しましたが、高張力鋼板やアルミ製パーツの採用で車重は軽量化されました。セダン B4とワゴンの構成は先代同様で、外観は先代のイメージを踏襲していますが、ヘッドライト/リアライトの形状変更でよりスマートなデザインとなりました。全てのエンジンは水平対向で4気筒2L/2.5LとDOHC 4気筒2L/2.5Lターボ(250HP)とDOHC 6気筒3Lがあり、5段自動変速が新規に採用され全モデルがフルタイム4WDでした。2003年の日本 カー オブ ザ イヤーを受賞しています。

 

 派生車でSUVのレガシィ ランカスター 2代目を後継する車として2003年にアウトバックがレガシィから独立したモデルとなりました。レガシィは2004年の改良でB型、2005年の改良でC型、2006年のマイナーチェンジで内外装を変更したD型(後期型)となりました。その後も2007年のE型、2008年のF型と改良されました。STI(スバル テクニカ インターナショナル)がチューンした限定車チューンド BY STIが2007年に設定され、2008年にS402が設定されました。2008年に世界初の水平対向4気筒2Lディーゼルターボエンジン搭載車が欧州向けに設定されました。2009年にレガシィ 5代目にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは2009年に発売されたアシェット 国産名車コレクション製です。レガシィ 4代目 セダン B4をモデル化しています。メーカーはイクソで、イクソはレガシィ 4代目 セダン B4を京商 Jコレクション(型番JC23068)向けにOEM製造していますので、それを流用しています。フロント周りの造形がリアルで実車のイメージが良く再現されていてかなり良い出来ばえです。安価な雑誌付きミニカーですが、室内のインパネなどの細部もそこそこ良く仕上げてあります。国産名車コレクションはワゴンもモデル化しています。これ以外のレガシィ 4代目のミニカーはトミカのワゴン 1/60、Mテックのワゴン、Mテック カプセルのワゴン 1/72、上述した京商 JコレクションのB4 セダンとワゴン、WIT'S(レジン製)のワゴン チューンド BY STIとS402、RAI'SのB4 ポリス仕様などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

SUBARU LEGACY 4 SEDAN 1
SUBARU LEGACY 4 SEDAN 2

 以下は2004年に発売された京商 Jコレクション製のスバル レガシィ レガシィ GT ワゴン 2003 (1/43 型番JC24064S)の画像です。DOHC ターボエンジンを搭載した高性能版のGTをモデル化しているので、ボンネット上にエアインテークが付いています。(上記のセダン B4はGTではないので、インテークがありません) これは上記のバリエーション的なミニカーですから、出来ばえも上記同等で良く出来ています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SUBARU LEGACY 4 WAGON 1
SUBARU LEGACY 4 WAGON 2

 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SUBARU LEGACY 4 WAGON 1
SUBARU LEGACY 4 WAGON 2

 以下は2011年に発売されたアシェト 国産名車コレクション製のスバル レガシィ レガシィ ツーリングワゴン 2003 (1/43 No.136)の画像です。上記京商 Jコレクション製を流用した国産名車コレクション版です。こちらはGTではないのでボンネット上のインテークがありませんが、ボディカラーとナンバープレートとインテーク以外は上記とほとんど同じです。定価が1790円でJコレクション製(定価2100円)より少しだけ安いので、お得なミニカーです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SUBARU LEGACY 4 WAGON 3
SUBARU LEGACY 4 WAGON 4

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