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BMW 2000CS ドイツ 1965年
1952年に登場したBMW 501/502の最終型としてV型8気筒エンジン(3.2L 160HP)を搭載したBMW 3200CSが1961年に登場しました。 (実車画像→ BMW 3200CS) この車はイタリアのベルトーネがデザインした2ドアクーペで、503の後継車でもありました。同時期に登場した1500(ノイエ クラッセ:新しいクラス)がヒットしたことで、このシリーズに注力することを決めたBMWは1965年に3200CSを生産中止としました。総生産台数は約600台と少量生産でした。
BMW 3200CSの後継車として、ノイエ クラッセ シリーズの1800をベースとした2000C/CSが1965年に登場しました。この車はベルトーネのM.ガンディーニがデザインした異形ヘッドライトの前衛的なフロントパネルを特徴とする2ドアクーペで、カルマン社がボディを製作する高級車でした。この車のフロントデザインには賛否両論がありましたが、個人的には好きなデザインでした。エンジンは2000Cが4気筒2L(100HP)、2000CSはそのエンジンを120HPにパワーアップしていました。1968年に6気筒2.8Lエンジンを搭載した2800CSに発展し1970年に生産中止となりました。総生産台数は約1.4万台でした。
ミニカーは1968年に発売されたソリド製の当時物です。ソリドらしいシャープな造形で、軽快なハードトップを持つスタイリッシュなボディがうまく再現されていました。ただ実車では良く目立つウエストラインのエッジがあまり目立たないようになっていました。特徴的であった前衛的なヘッドライトは当時の技術レベルでそれらしく再現してあり、室内も良く再現してありました。ソリドはモンテ カルロ ラリー仕様もモデル化していました。これ以外の当時物ミニカーは、ガマ、ジク(SIKU)、ポリトーイ、メーベトイ、シュコーなどがありました。当時物以外ではミニチャンプス、イクソ、スパーク(レジン製)のレース仕様などがあります。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)















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ポルシェ 911 タルガ ドイツ 1965年
ポルシェ 911 タルガは356 カブリオレの後継車として1965年に登場しました。横転時の安全面からロールバーの役目を果たすBピラーが残されていましたが、トップとリアウインドーを取り外すことでオープンカーと同等になるものでした。このタルガという名前はイタリアの公道レース「タルガ フロリオ」に由来しています。なおBピラーが残らない完全なカブリオレも1983年に911 2代目(930型)で復活しました。
ミニカーは1968年に発売されたメルクリン製の当時物です。鉄道模型の老舗であったドイツのメルクリン社は戦前から1970年代まで1/43のミニカーを発売していました。同社の鉄道模型と同様にミニカーも高品質で、この911 タルガはプロポーションがリアルで当時としては良い出来ばえでした。当時の流行りでホイールは走らせることを重視したフリーホイールでしたが、外観は1966年に追加された高性能版の911Sが履いていた軽合金ホイールに似せていましたので、あまり違和感はありませんでした。
実車同様にトップを外すことができドアが開きますので、そこそこ再現された室内も良く見えます。特筆すべきはドアのサイドウインドーを上下させることが出来るギミックが付いていることでした。ただここまで作りこんでおきながら、ドアの三角窓がフロントウィンドーと一体成型されていたので、開いたドアに三角窓が付いていない点はご愛敬でした。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)










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ポルシェ 912 ドイツ 1965年
高性能な本格派スポーツカーとなったポルシェ 911は、当然ながら先代の356に比べて高価格になってしまいました。当時のアメリカでは$7500ぐらいで、これは同時代のフォード マスタング 初代のベーシックモデルの3台分の価格でした。そこで廉価版として356C用の4気筒1.6L(90HP)エンジンを搭載して、室内を簡素化した912が1965年に設定されました。 価格は911の2/3で、最高速185km/h、0-400加速 18秒台と356C並みの性能でした。ポルシェのエントリーモデルとして約3万台が1969年まで生産されました。
ミニカーは1967年に発売されたポリトーイ製の当時物で、ポリトーイ初期のMシリーズです。外観が同じなのに911ではなくあえて912をモデル化した理由が不明ですが、何故か同時期のメーベトイも911ではなく912をモデル化していました。キャビン部分が大きめでプロポーションが今ひとつなので、Mシリーズとしてはやや不人気のモデルでした。(ポリトーイ流の作風で、個人的には好きなミニカーなのですが) フロントトランク/ドア/リアボンネットが開閉するギミック付きです。 これ以外の912のミニカーはブレキナ(1/87)、トミカ リミッテド(1/64)、シュコー、スパーク(レジン製)などがあります。1960年代後半に東名高速道路が開通したことで、912が高速道用パトカーとして採用されましたが、そのパトカーをブレキナとトミカ リミッテドがモデル化していました。
以下はフロント/フロントトランク開閉の画像とリア/リアボンエットを開いたエンジンルームと室内の画像です。フロントトランクにはスぺタイヤとスーツケースが再現されています。またエンジンルーム内には当時物としてはそこそこリアルにエンジンが再現されていました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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オペル レコード (レコルト) B ドイツ 1965年
1965年に新型エンジンを搭載し角形ヘッドライトを採用したオペル レコード Bが登場しました。外観は一新されましたが、中身はレコード Aとほぼ同じのマイナーチェンジで、車体のバリエーションも同じでした。ただしOHVからOHCに変わった新型エンジンは1.5L(60HP)/1.7L(75HP)/1.9L(90HP)の3種類で、大幅に性能が向上しました。このエンジンは本来はレコード Aに搭載する予定の物だったようです。先代と同じOHV6気筒2.6L(100HP)エンジンを搭載したレコード L-6もありました。上級モデルにはGM製の2段自動変速機がオプション設定されました。
レコード Bは暫定的なモデルだったようで、1年後の1967年にはレコード Cにモデルチェンジしました。それでも約29万台も生産されたそうですから販売は好調だったのでしょう。私がオペル車を知るようになったのは、このレコード BやCあたりからで、角形ヘッドライトのフロントグリルがオペルの顔として印象に残っています。
ミニカーは1965年に発売されたドイツのガマ製の当時物です。2ドアセダンのモデル化で、縮尺1/46と1/43サイズよりやや小振りに出来ていました。この時期のガマのミニカーはスケールが一定していないのがいまいちでしたが、プロポーションが良く当時のミニカーとしては良い出来ばえでした。レコード Bは前述したレコード Aと比べるとヘッドライトが角形に変わっていましたが、ボディの基本は同じであることがミニカーでも分かります。スラインディンサンルーフが開閉するギミックが付いていました。これ以外のレコード Bのミニカーはホワイトボックスの2ドアクーペがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)


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BMW 2000 TILUX ドイツ 1966年
前述したBMW 1500はBMW社内でNeue Klasse(ノイエ クラッセ(新しいクラス))と呼ばれていたシリーズの第1弾で、その後このシリーズには1963年に1.8Lエンジン搭載の1800、1964年に1.6Lエンジン搭載の1600、1966年に2Lエンジン搭載の2000が追加されました。2000はまずクーペの2000C/CSが登場し、すぐにセダンも追加されました。2000セダンは2000C/CS クーペと同じ横長角形ヘッドライトを採用した特徴的なフロントデザインと横長テールライトで上級車として差別化されていました。エンジンは2000Cと同じ4気筒2L(100HP)でした。
2000セダンには2000CSと同じツインキャブレターで120HPにパワーアップしたエンジンを搭載した高性能版の2000TIと、それにウッドパネルや本革シートなどを装備した豪華仕様の2000 TILUXがありました。1969年にはBMW初の機械式燃料噴射を採用して130HPにパワーアップした2000 TIIが追加されました。ノイエ クラッセ シリーズは1966年に1500が1968年に1600が生産中止となりましたが、1800/2000は1972年まで生産されました。このシリーズの2Lクラスの後継車は5シリーズ(E21)でした。
ミニカーは1968年に発売されたディンキー(英)の当時物です。あまりプラスチック製パーツを使わないディンキー(英)らしい頑丈な作りで、プロポーション的にはやや腰高な感じがします。単4乾電池と豆電球を使ってボディの4隅のウインカーを点灯させるギミックが付いていました。ミニカーを走行させると、後輪に付いたカムが点灯回路を断続させてウインカーが点滅する構造になっていました。なお車体を分解して内部構造を調べてみると、前輪が操舵できるようになっていて、その操舵した方向のウィンカーだけが点灯する仕掛けになっているようでした。ただしこの仕掛けはあまりきちんと動作しないので、実際にはハザード的な点灯しかできませんでした。したがってミニカーに付属する説明書にウィンカーの点灯が前輪と関連する旨の記載はありませんでした。この仕掛けに必要な電池ボックス、点灯回路、ウインカーまでの導光板などの内部メカを収納する為に、ミニカーは全長122㎜(縮尺1/36相当)とかなり大柄になっていました。(腰高なのも内部構造によるものでしょう) 以下はフロント/リアの拡大画像(ウインカーが点灯します)です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)




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