ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

CHRYSLER PLYMOUTH FURY 426 STREET WEDGE 1965 USA

CHRYSLER PLYMOUTH FURY 426 STREET  WEDGE
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CHRYSLER PLYMOUTH FURY 426 STREET  WEDGE


DELPRADO AMERICAN CAR COLLECTIO No.70 1/43 123㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.32m 全幅約1.98m エンジン 変速機: V型8気筒 7L 380HP 4段変速
性能: 最高速210km/h  データーベースでプリムス フューリーのミニカー検索

クライスラー プリムス フューリー 426 ストリート ウェッジ アメリカ 1965年

 

 クライスラー プリムス フューリーは前述したベルヴェデアの上級グレードとして、1956年に登場しました。ベルヴェデアと同じ構造の姉妹車でしたが、フューリーは専用の内装などでスペシャリティカー的な格付けでした。V型8気筒5.2L(290HP)エンジンを搭載していました。1959年からベルヴェデアの上級車として独立しフューリー 初代となり、プリムス ブランドの最上級車となりました。(実車画像→ クライスラー プリムス フューリー 1959)

 1962年にプリムス フューリー 2代目が登場しました。先代より小型化してインターミディエイトカー(中型車)となりました。先代同様にベルヴェデアの姉妹車でしたが、専用のV型8気筒6.3L(330HP)エンジンなどを搭載していました。フューリーは1960年代前半までプリムス ブランドで一番良く売れたモデルでした。(実車画像→ クライスラー プリムス フューリー 1962)

 

 1965年にプリムス フューリー 3代目が登場しました。サイズが拡大してフルサイズカーに戻り、クライスラー初のフルサイズのマッスルカーとなりました。当時の流行であった縦型4灯式ヘッドライトを採用した直線的なデザインで外観を一新しました。2/4ドアセダン、2/4ドアハードトップ、2ドアコンバーチブルがあり、最上級グレードのスポーツは豪華な内装でV型8気筒5.2L(230HP)エンジンを搭載していました。さらに高性能なストリート ウェッジはレース仕様の高性能エンジン(V型8気筒7L 380HP)を搭載しサスペンションなどがチューンされていました。1969年にフューリー 4代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ クライスラー プリムス フューリー 1969)

 

 

 ミニカーは2024年に発売されたデアゴスティーニ製のアメリカンカー コレクションです。フューリー 3代目 2ドアコンバーチブルの高性能版ストリート ウェッジをモデル化しています。メーカーは明記されていませんがイクソ系列のメーカーだと思われます。(ミニカーを台座に固定するネジにイクソ系列のメーカーが使う3角溝があるネジが使われていますので) プロポーションが良く、大きくて派手な実車の雰囲気がうまく再現されていました。ボンネット先端のリアルなエンブレムはエッチングパーツで、室内のインパネもリアルに再現されているなど、安価な雑誌付きミニカーながら、値段以上のレベルの高い出来ばえになっていました。(2024年現在の1/43サイズのダイキャスト製ミニカーとしては、コスパが高いと思います) これ以外のフューリー 3代目のミニカーはジョニーライトニングの1/64、レーシングチャンピオンの1/64があります。フューリー 初代/2代目のミニカーはフランクリン ミントとダンバリーミントの1/24、オートワールドの1/64と1/18などがあります。以下はフロント(エンブレム拡大)/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

CHRYSLER PLYMOUTH FURY 426 STREET WEDGE 1
CHRYSLER PLYMOUTH FURY 426 STREET WEDGE 2

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MACK R SERIES SEMI-TRAILER TRUCK 1965 USA

MACK R SERIES SEMI-TRAILER TRUCK
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MACK R SERIES SEMI-TRAILER TRUCK


CORGI 1100 1/48? 257mm (トラクター単体185㎜)
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約12m? 全幅約2.5m エンジン 変速機: 6気筒11L-8気筒16.4L ガソリン/ターボ ディーゼル 200-400HP 10段変速/自動変速など
性能: 最高速 不詳  データーベースでマック トラックのミニカー検索

マック R シリーズ セミトレーラー トラック アメリカ 1965年

 

 ビンテージ期のマック AC型 トラックの欄に記載したように戦前のマック トラックはその頑丈さでベストセラーのトラックでした。戦後になるとピータービルト、ケンウォース、フレイトライナーなどのアメリカ新興メーカーやボルボメルセデス ベンツなどの欧州メーカーが北米市場に参入し、マックを取り巻く環境は厳しくなりました。1980年代にはボルボがアメリカの老舗トラックメーカー ホワイトと提携するなど、トラック メーカーの世界的な再編が起こりました。その流れでマックもフランスのルノーが資本参加し、1990年にルノー トラック傘下となりました。また2001年にはそのルノー トラックもボルボ トラックの傘下となりました。

 

 以下 マック トラックの主要なモデルの概要メモです。

  • 1940年に登場したLシリーズは1956年まで生産されました。
  • 1953年にLシリーズの後継となるBシリーズが登場し、マックとして最も成功したモデルとなりました。(実車画像→ マック Bシリーズ 消防車)
  • 1962年にキャブオーバー型のFシリーズ 2代目が登場し、1981年まで生産されました。(その後もMHシリーズなどのキャブオーバー型がある) (実車画像→ マック Fシリーズ)
  • 1965年にBシリーズを後継するRシリーズが登場し、Rシリーズには全輪駆動のRMや軽量型のRLなどバリエーションがあり、改良型のRBは2005年まで生産されました。
  • 1977年にRシリーズの豪華版?のスーパーライナーが登場し、1993年まで生産されました。(実車画像→ マック スーパーライナー)
  • 1988年に高速道路用のCHシリーズが登場しました。
  •  

     

     ミニカーは1971年に発売されたコーギー製の当時物です。1965年に登場したマック Rシリーズのセミトレーラーをモデル化しています。縮尺が1/48ですが、それでも全長257㎜の大きなサイズとなっています。トラクターはRシリーズの角ばったデザインがうまく再現されていました。トレーラもトラクター同様に良く出来ていて、トラクターとの連結動作もうまく出来ていました。トラクターのボンネット開閉/トレーラの扉開閉など実車に即したギミックを盛り込んだ、コーギーらしい面白いミニカーに仕上がっていました。(当時このミニカーは約65000台も売れました) コーギーはバリエーションでクレーン車仕様、コンテナ積載仕様、タンクローリー仕様も出していました。以下はトラクター単体のフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

    MACK R SERIES SEMI-TRAILER TRUCK 1
    MACK R SERIES SEMI-TRAILER TRUCK 2

     以下はトラクターのフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリアの拡大画像です。キャブの左下にある赤いレバーを押すとボンネット全体が大きく開きます。エンジンルームにはラジエータ/エンジンが結構リアルに再現されていて、キャブの右側には垂直に配置されたエアクリーナー/排気管があります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
    MACK R SERIES SEMI-TRAILER TRUCK 3
    MACK R SERIES SEMI-TRAILER TRUCK 4

     以下はトレーラー単体の画像とトレーラーの扉開閉動作の画像です。トレーラーは側面のスライドドアとリアドアが開閉できます。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
    MACK R SERIES SEMI-TRAILER TRUCK 5
    MACK R SERIES SEMI-TRAILER TRUCK 6

     以下はトラクタとトレーラーの接続動作の画像です。トラクターとトレーラーの連結動作はトレーラーを押し込むだけでロックされ、トレーラーの前輪は後方に跳ね上がることができます。連結のロックはトレーラー前端左下にあるレバーを引くことで解除できます。全体的にとても頑丈に出来ていますが、これは子供が乱暴に扱っても簡単には壊れないよう設計されていたのです。(この簡単に壊れないことは当時のミニカーの優れたところでした) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
    MACK R SERIES SEMI-TRAILER TRUCK 7
    MACK R SERIES SEMI-TRAILER TRUCK 8

     以下は1972年に発売されたコーギー製の当時物 マック クレーン車 (1/48 型番1154)の画像です。上記のマック トラクターのバリエーションで、トラクターの後部に回転台座付クレーンを備えたモビル クレーンをモデル化しています。クレーンの操作室には作業員のフィギュアが乗っています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
    MACK R SERIES WRECKER 1
    MACK R SERIES WRECKER 2

     以下はフロント/リアの拡大画像と吊り下げフック操作ダイヤルの画像です。トラックのフロント前面にはガードが追加され、クレーンが組み込まれた後部には転倒防止用のアウトリガーが付いていて張り出すことが出来ます。クレーン柱の傾き調整と吊り下げフックの巻き上げがクレーン後方の操作ダイヤルで操作できます。左側ダイヤルを回すことでクレーン柱の傾き調整、右側ダイヤルを回すことで吊り下げフックの巻き上げを行います。巻き上げたダイヤルが緩まないよう、通常は突起の付いた円盤が外側のハウジングにスプリングで押さえつけられ拘束されています。左右の操作ダイヤルを押し込むと突起の付いた円盤による拘束が外れ、ダイヤルを回すことができます。昔のミニカーのギミックはこんな具合に良く考えられたメカ設計がされていました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
    MACK R SERIES WRECKER 3
    MACK R SERIES WRECKER 4

     以下はクレーンの回転動作とクレーン柱の傾き調整と吊り下げフックの巻き上げ動作の画像です。クレーンは360度回転することができます。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
    MACK R SERIES WRECKER 5
    MACK R SERIES WRECKER 6

    データーベースでピータービルトのミニカー検索データーベースでケンウォースのミニカー検索データーベースでフレイトライナーのミニカー検索

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    MERCEDES-BENZ 200 (W110) 1965 GERMANY

    MERCEDES-BENZ 200 (W110)
    (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
    MERCEDES-BENZ 200 (W110)


    METOSUL 9 1/46? 104mm
     実車諸元 画像参照
    外形寸法: 全長約4.7m 全幅約1.8m エンジン 変速機: 4気筒 2L 95HP 4段変速
    性能: 最高速160km/h  データーベースでメルセデス ベンツ W110のミニカー検索

    メルセデス ベンツ 200 (W110) ドイツ 1965年

     

     メルセデス ベンツ 180系(W120)は1962年まで生産されましたが、その間に排気量を拡大した1.9Lの190/190D(W121)が追加されました。さらに180系とほとんど同じデザインで一回り大きなボディに6気筒2.2Lエンジンを搭載した上級車(現在のSクラス)220a(W180)が1954年に登場しました。220aは1956年に220Sに発展し、1958年に改良型の220SE(W128)となりました。1959年に220SE(W128)は当時流行したテールフィンがついたボディを採用した220(W111)にモデルチェンジしました。このテールフィンのついたベンツは「羽ベンツ」と呼ばれました。

     

     4気筒エンジン搭載の190系も1961年のモデルチェンジでテールフィンがついたボディが採用されて、4気筒1.9L/4気筒2Lディーゼルエンジンを搭載した190c/190Dc(W110)に変わりました。W110は1965年のマイナーチェンジで4気筒2Lと6気筒2.3Lエンジンに変更されて、200/200D/230に変わりました。少しややこしいのですが、同じ6気筒2.3Lエンジンをテールフィンがついた一回り大きいボディに搭載した上級車230S(W111)も同時期に登場しました。

     

     

     ミニカーは1965年に発売されたポルトガルのメトスル製です。メトスルは他社のコピーが多いのですが、これはメトスルのオリジナルのようです。キャビン部分がかなり小さいのでプロポーションは良くありません。さらにフロント周りの造形が簡素でホイール/タイヤも実車に似合わない変な物が付いているなど、全体的に良い出来ばえとはいえません。ただし丸いライトにテールフィン ボディのW110のミニカーは少し前まではこれとジク(SIKU)ぐらいしかなかったので、その点では貴重でした。最近になってW110はミニチャンプス、ブレキナ、ノレブなどでたくさんモデル化されています。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

    MERCEDES-BENZ 200 (W110) 1
    MERCEDES-BENZ 200 (W110) 2

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    MERCEDES-BENZ 250SE (W108) 1965 GERMANY

    MERCEDES-BENZ 250SE (W108)
    (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
    MERCEDES-BENZ 250SE (W108)


    SUBLON 2 1/43 116㎜
     実車諸元 画像参照
    外形寸法: 全長約4.9m 全幅約1.8m エンジン 変速機: 6気筒 2.5L 130HP 4段変速
    性能: 最高速180km/h  データーベースでメルセデス ベンツ W108/W109のミニカー検索

    メルセデス ベンツ 250SE (W108) ドイツ 1965年

     

     1965年にメルセデス ベンツ W111/W112の後継車のW108/W109が登場しました。(W109はW108のロングホイールベース版) W112は生産中止となり、W111はセダンのみがエンジンを2.3L(120HP)に変更した後期型となり1968年まで生産されました。W108/W109はシャーシはW111/W112とほとんど同じでしたが、ボディが一新されました。ウエストラインが低くなったことで窓面積が大きくなり開放的なキャビンとなり、先代の特徴であったテールフィンが無くなりました。なおW108/W109はセダンのみで、クーペとカブリオレはW111/W112が継続して生産されました。

     

     当初のエンジンはW108(250S/250SE/300SE/)が6気筒2.5L(130-150HP)/3L(170HP)で、W109(300SEL)が6気筒2.5L3L(170HP)でした。1967年にW109にV型8気筒6.3L(250HP)エンジンを搭載した300SEL 6.3が設定され、この車は最高速220㎞/hで当時最速の量産セダンでした。1968年に6気筒2.8L(160-170HP)エンジンが追加され、その後W108/W109にV型8気筒3.5L(200HP)/4.5L(225HP)エンジンが追加されるなど排気量が拡大され、W108にもロングホイールベース版の280SELが設定されました。W108は1972年にW116にモデルチェンジしました。W108の総生産台数は約36万台、W109の総生産台数は約1.9万台でした。

     

     

     ミニカーは1971年頃に発売されたベルギーのサブロン製で、250SE(W108)をモデル化しています。サブロンは米澤玩具(ダイヤペット)が代理店として輸入し、国内でダイヤペット サブロンとして販売していました。ボンネット/4ドア/トランクが開閉するフルギミックが売り物のミニカーで、プロポーションが良く当時のミニカーとしては結構良い出来ばえでした。ただしサブロンのミニカーはタイヤがホイールを溶かすという問題があったことで有名で、このミニカーもオリジナルのホイールは溶けてしまいました。(参照ページ→ミニカーの材質と経年変化) このミニカーはタイヤとホイールを別のミニカーの物に履き替えて再生させています。フロントグリルやバンパーのメッキの一部が?がれていますが、メッキのオーバーコート処理が良くなかったのでしょう。W108/W109のこれ以外の当時物としてはノレブ(プラスチック製)、ディンキー(英)、ジク(SIKU)、エディルトイなどがありました。最近の物では、ミニチャンプス、オートアートの1/18、ノレブ、ブレキナの1/87などがあります。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

    MERCEDES-BENZ 250SE (W108) 1
    MERCEDES-BENZ 250SE (W108) 2

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    BMW 2000CS 1965 GERMANY

    BMW 2000CS
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    BMW 2000CS


    SOLIDO 157 1/43 105㎜
     実車諸元 画像参照
    外形寸法: 全長約4.53m 全幅約1.68m エンジン 変速機: 4気筒 2L 120HP 4段変速/3段自動変速
    性能: 最高速185km/h  データーベースでBMW 2000/2800CSのミニカー検索

    BMW 2000CS ドイツ 1965年

     

     1952年に登場したBMW 501/502の最終型としてV型8気筒エンジン(3.2L 160HP)を搭載したBMW 3200CSが1961年に登場しました。 (実車画像→ BMW 3200CS) この車はイタリアのベルトーネがデザインした2ドアクーペで、503の後継車でもありました。同時期に登場した1500(ノイエ クラッセ:新しいクラス)がヒットしたことで、このシリーズに注力することを決めたBMWは1965年に3200CSを生産中止としました。総生産台数は約600台と少量生産でした。 

     

     BMW 3200CSの後継車として、ノイエ クラッセ シリーズの1800をベースとした2000C/CSが1965年に登場しました。この車はベルトーネのM.ガンディーニがデザインした異形ヘッドライトの前衛的なフロントパネルを特徴とする2ドアクーペで、カルマン社がボディを製作する高級車でした。この車のフロントデザインには賛否両論がありましたが、個人的には好きなデザインでした。エンジンは2000Cが4気筒2L(100HP)、2000CSはそのエンジンを120HPにパワーアップしていました。1968年に6気筒2.8Lエンジンを搭載した2800CSに発展し1970年に生産中止となりました。総生産台数は約1.4万台でした。

     

     

     ミニカーは1968年に発売されたソリドの当時物です。軽快なハードトップを持つスタイリッシュなこの車のイメージを良くとらえています。全体がスムーズになりすぎている感がありますが、かっこいいデフォルメです。前衛的なヘッドライト部分も当時の技術レベルとしては良く再現してありました。ソリドはモンテ カルロ ラリー仕様もモデル化しています。これ以外の当時物ミニカーは、ガマ、ジク(SIKU)、ポリトーイ、メーベトイ、シュコーなどがありました。当時物以外ではミニチャンプス、イクソ、スパーク(レジン製)のレース仕様などがあります。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

    BMW 2000CS 3
    BMW 2000CS 4

     以下は1968年に発売されたソリド製のバリエーション BMW 2000CS モンテ カルロ ラリー仕様(1/43 型番157B)の画像です。1967年のモンテ カルロ ラリーで21位となった車をモデル化しています。屋根の上の補助灯が欠品しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
    BMW 2000CS RALLY 13
    BMW 2000CS RALLY 14

     以下は1968年に発売されたポリトーイ製の当時物 BMW 2000CS(1/43 型番546)の画像です。1960年代に発売されたポリトーイ初期のMシリーズは、ドアやボンネットの開閉ギミックに加えてエンジンやサスペンションをリアルに再現してあることで人気がありました。この2000CSもそのMシリーズなので、ボンネット/ドア/トランクが開閉するギミック付きで、エンジンやサスペンションがかなりリアルに再現されていました。最大の特徴であるフロントの造形はかなりリアルにできていてこれは当時としては凝った仕上げでした。しかし実車にはないセンターピラーがあることから実車のイメージから少し外れています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
    BMW 2000CS 5
    BMW 2000CS 6

     以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。エンジンは当時のミニカーとしてはかなりリアルに再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
    BMW 2000CS 7
    BMW 2000CS 8

     以下は床下の画像とフロント/リアサスペンションの拡大画像です。特にこのリアサスペンションはコイルで吊ったセミトレーリングアームをそれらしく再現してあり、実際に可動するといった凝りようです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
    BMW 2000CS 8

     以下は1967年に発売されたメーベトーイ製の当時物 BMW 2000CS(1/43 型番A17)の画像です。プロポーションはポリトーイよりも上手で、まずまずの良い出来ばえです。ドアを開くと連動してボンネットが開くという少し変わったギミック付なのですが、このギミックを付けるためにボンネットを実車とは異なる後方ヒンジでの開き方に変えています。当時は実車と違っていても面白いギミックを付けることが必要だったのです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
    BMW 2000CS 9
    BMW 2000CS 10

     以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
    BMW 2000CS 9
    BMW 2000CS 10

     以下は1972年に発売されたメーベトーイ製の当時物 BMW アルピナ 2000CS ラリー仕様(1/43 型番A63)の画像です。上記のバリエーションで前後のバンパーを外し、フロントにガードパイプ、リアにスぺタイヤラックを追加してラリー仕様に仕上げています。このようなラリー仕様の実車をWEBで探したのですが見当たらないので、これはメーベトーイの創作だと思われます。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
    BMW 2000CS 11
    BMW 2000CS 12

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