GM PONTIAC LEMANS GTO CONVERTIBLE 1964 USA
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FRANKLIN MINT RI06 1/43 全長120mm
GM ポンティアック ルマン GTO コンバーチブル アメリカ 1964年
GMグループ内でシボレーより車格が高いポンティアックはオールズモービルと同じ中級車でした。1950年代までのポンティアックの主なユーザーは女性が多く、平凡ながら品の良い車でした。主なモデルとしてはパスファインダー、チーフテン、スターチーフ、ボンネビルなどがありました。1960年代になるとテンペスト、ルマン、グランプリなどデザインが派手で高性能エンジンを搭載するモデルが追加され、ポンティアック ブランドはスポーティなイメージに変化していきました。
1964年に登場したポンティアック GTOはポンティアック ルマンに高性能なV型8気筒6.4L(325HP)エンジンを搭載したオプション仕様で、その高性能(最高速212km/h)で人気となりました。その後GTOは正式のモデル名となり、GM初のマッスルカーとしてポンティアックの人気車種になっていきました。このGTOの名前の由来は有名なフェラーリ 250 GTOにちなんだ物だそうです。1965年に縦型4灯式ヘッドライトを採用したデザインに変更され、1968年にGTO 2代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ GM ポンティアック GTO 1968)
マッスルカーは単にエンジンが高性能なだけではなくマニュアル変速機が付き、サスペンション、タイヤなどもスポーツ仕様に変えられていました。また見た目もボンネットのエアスクープなどで高性能を誇示していました。1960年代はこのような高性能を売り物にした車が多かったのですが、1970年代になると排ガス規制が厳しくなり、この類の車はだんだん消えていきました。
ミニカーは1990年頃に作られたフランクリン ミント製の1960年代シリーズの一つです。このシリーズは1960年代の代表的なアメリカ車12車種を1/43サイズでモデル化したもので、ドアやボンネットが開閉でき室内も良く作り込まれていました。このポンティアック GTOもメッキパーツのヘッドライトなどがレトロな作風ながら、直線的なデザインの実車の雰囲気がうまく再現され良く出来ていました。特徴的なフロントグリルとテールライト、室内、エンジンなどもリアルに再現されていました。ボンネット/ドアが開閉するギミック付きです。これ以外のGTO初代のミニカーは同じフランクリン ミントの1/24、ダンバリー ミントの1/24、マイストの1/18、デルプラドの世界の名車シリーズ、マッチボックスの1/43、ホットホイールの1/64などがあります。以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリアの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)


以下は2002年に発売されたデルプラド製の世界の名車シリーズのGM ポンティアック GTO (1/43 No.53)の画像です。上記と同じGTO コンバーチブルをモデル化しています。メーカーは不明ですが、上記のフランクリン ミント製とカラーリングや全体の造形が非常によく似ていますので、フランクリン ミント製をお手本にしているように思います。(ギミックは付いていませんが) お手本が良いからなのか、安価なデルプラドの名車シリーズとしては良い出来ばえに仕上がっていました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)


以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)


以下は1996年に発売されたマッチボックス製のGM ポンティアック GTO 1967 (1/43 型番B6924)の画像です。これは1960-1970年代のマッスルカーをモデル化したマッチボックスの「マッスルカー シリーズ」の1台です。縦型4灯式ヘッドライトを採用して外観が変更されたGTO ハードトップ 1967年式をモデル化しています。これもメッキパーツのヘッドライトなどがレトロな作風でしたが、特徴的な縦型4灯式ヘッドライトとコーク ボトルラインを採用したボディがうまく再現されていました。また室内もそこそこ良く再現されていました。このミニカーを見ると当時のアメリカ車はノーズとテールがやたらと長かったことが分かります。(そこがこの時代のアメリカ車の魅力でしたが) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)


以下はフロント/リアの拡大画像です。。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)


以下は2000年に発売されたニューレイ(NEW RAY)製のGM ポンティアック GTO (1/43 型番48046)の画像です。上記と同じ1967年式のGTO コンバーチブルをモデル化しています。1950-1960年代のアメリカ車をモデル化したニューレイの「シティ クルーザー コレクション」というシリーズの1台でした。このシリーズは定価1500円程の廉価版ミニカーでしたので細部の出来ばえは今一つでしたが、実車の雰囲気はそれなりに再現されていました。このGTOもフロントグリルは安っぽい作りですが、GTOの雰囲気はそれなりに良く再現されていました。なおミニカーの箱には1/43と表示されていたのですが、実際には1/43より少し小さいサイズとなっていました。(全長が114㎜ですから、実際の縮尺は1/45ぐらいになります このシリーズはほとんどが1/43より小さいサイズになっていました) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)


以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)


以下は2022年に発売されたデアゴスティーニ製のアメリカンカー コレクションのGM ポンティアック テンペスト ルマン GTO 1965 (1/43 型No.23)の画像です。メーカーはイクソでテンペスト 2代目の高性能版 GTOのコンバーチブルをモデル化しています。1960年に登場したテンペスト 初代はポンティアックのエントリクラスのコンパクトカーでした。同時期のオールズモービルと同じような外観でしたが、後輪駆動に変速機とデフを一体化したトランスアクスルを採用したアメリカ車としては極めて特異な構造でした。(実車画像→
GM ポンティアック テンペスト 1960) 1964年に登場したテンペスト 2代目は一般的な後輪駆動方式となり、同時期のGMのビュイックなどと同じプラットフォームを共有したインターミディエートカーとなりました。外観は上記のポンティアックとほとんど同じでしたが、テールライトの意匠が異なっていました。テンペの高性能版のGTOにも上記のGTOと同じV型8気筒6.4L(325HP)を搭載していました。ミニカーはこのアメリカンカー コレクションに共通するそつのない造形で、実車がうまく再現されていました。フロントグリル、リアグリル、ソフトトップ、室内などの細部も良く再現されていて、定価2000円ほどの安価な雑誌付きミニカーながら、値段以上に良い出来ばえでした。このアメリカンカー コレクションに共通することですが、ミニカーの梱包箱裏面にはGMの認証済みを示す3Dホログラムが表示されていました。(実車画像→
GM ポンティアック テンペスト GTO コンバーチブル 1965) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)


以下はフロント/リアの拡大画像です。(実車リア画像→
GM ポンティアック テンペスト GTO 1965) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)


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GM CADILLAC SUPERIOR RESCUER (AMBULANCE) 1965 USA
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DINKY (UK) 267 1/43 全長153mm
GM キャディラック 高規格救急車 アメリカ 1965年
現在のアメリカの救急車はピックアップトラックや1ボックスタイプのバンを使った専用車が主流ですが、かつては日本と同じように乗用車ベースのワゴンタイプの救急車もありました。救急車は後部に広いスペースが必要なので、大型車が使われました。これは1960年代のキャディラックの救急車仕様です。縦型4灯式ヘッドライトが採用されたキャディラック 9代目は1965年に登場したので、年式は1965年でほぼ間違いないと思います。当時のキャディラックの一番大きなリムジーンは全長が6.2mでしたが、この救急車はそれよりも全長が長くホイールベースを延長していたようです。
ミニカーは1967年に発売されたディンキー(英)製の当時物です。実車が大きいので全長が150mmを超える大きなサイズのミニカーになっていました。フロントグリルやサイレンなどが金属製パーツで作られたディンキー(英)らしい重厚な出来ばえでした。キャディラック 9代目のディンキー(英)製のミニカーはこの救急車しかありませんが、特徴的なフロントグリルの造形などキャディラック 9代目のミニカーとしてとても良く出来ていました。サイドウィンドーに貼られたデカールは実車に即していて、室内には患者を乗せたストレッチャーがあり、テールゲートから出し入れできます。 また屋根のライトは豆電球で底板部分に収納した単4電池で点灯させるようになっていました。本来は後輪の回転で回路が断続されてライトが点滅する構造なのですが、残念ながら現在は回路の接触不良で点灯しません。
これ以外のキャディラックの救急車としては、ソリドの1930年代のV16 救急車、ブッシュの1950年代/1970年代の救急車 1/87、コーギーの1961?年式のスーペリア 救急車 1/55、トミカの1970年代の救急車 1/77などがあります。変わり種としては映画「ゴーストバスターズ」に使われた1959年式のキャディラック 救急車をマテルやジョニーライトニングがモデル化しています。 以下はフロント/リアの拡大画像とテールゲートを開いてストレッチャーを収納するギミック動作の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)


以下はルーフ/底板の電池収納部の画像です。ルーフの赤色灯は赤い豆電球をそのまま使っています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

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GM OLDSMOBILE TORONADO 1966 USA
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GM オールズモービル トロネード アメリカ 1966年
オールズモービルは1897年に設立されたアメリカで最も古い自動車メーカーで1908年にGM傘下となりました。GMグループではビュイックに次ぐ中級車で、1950-1960年代には先進的な技術やデザインを特徴とするブランドでした。その代表的なモデルがフルサイズのスペシャルティカーとして1966年に登場したオールズモービル トロネードで、このサイズの大型車としては世界で初めて前輪駆動方式を採用した車でした。エンジンはV型8気筒7L(385HP)を縦置き搭載し、3段自動変速で最高速209km/hの性能でした。(1970年以降はV型8気筒7.5L(400HP)エンジン搭載)
ボディデザインもファーストバックの2ドアクーペで、リトラクタブル ヘッドライトを採用した独特のフロントノーズを持つ実にかっこいい車でした。1970年にはそのリトラクタブル ヘッドライトが通常の固定式丸形4灯に変更され、1971年に2代目にモデルチェンジしました。1970年代以降のオールズモービルは先進性がなくなり、ユーザー層がかぶるビュイックの姉妹車的存在となり、あまりパッとしないブランドとなっていきました。最終的に2004年にオールズモービル ブランドそのものがGMから無くなってしまいました。(実車画像→ オールズモービル トロネード 1971)
ミニカーは1967年に発売されたデンマークのテクノ製の当時物です。当時のテクノのミニカーはレベルの高い出来ばえの物が多く、金属製パーツが多いので重量感があるしっかりとした作りでした。このトロネードもプロポーションが正確で実車の雰囲気がうまく再現されていました。リトラクタブル ヘッドライト/ボンネット/ドア/トランクが開閉するギミック付きで、さらに前輪がステアするギミックも付いていました。リトラクタブル ヘッドライトはボンネット先端部分を下に押し込むことで開くようになっていました。実車ではボディと共色のヘッドライト部分が黒色になっていますが、これはヘッドライトが開閉できることをアピールする為の演出でしょう。ボディ先端の赤いレバーを押すとボンネットのロックが外れ先端が少し持ち上がりとボンネットを開くことができます。前輪の操舵はボディを押して左右に傾けることで行います。トロネードは見てのとうりのかっこいい車でしたので、コーギー、ソリド、ポリトーイなど当時の主要なミニカーメーカーから当時物ミニカーが発売されていました。なかでもコーギーのトロネードは中学生だった私が入手した最初の外国製ミニカーでしたので、格別な思い入れがあります。アメリカにはこんなかっこいい車があるのだということを、このミニカーで知ったのでした。以下はフロント(リトラクタブル ヘッドライトの開閉)/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)


以下は前輪操舵ギミック動作の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

以下は1967年に発売されたソリド製の当時物 GM オールズモービルトロネード (1/43 型番150)の画像です。ソリドらしいシャープな造形で、実車のかっこいいフォルムがうまく再現されていました。ただ上記テクノ製と同じで前後バンパーが金属製パーツなので、プラスチック製メッキパーツのような光沢がない点は最近のミニカーに比べるとやや見劣りします。ドア開閉ギミック付で、ドアを開くと屋根にある室内灯(電球)が点灯するギミックが付いていました。このギミックはまだ動作するはずなのですが、電球を点灯させるボタン電池の手持ちを切らしたので点灯した状態の画像はありません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)


以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)


以下は2002年に発売されたミニカー付雑誌のはしりであったデルプラド製の世界の名車シリーズ GM オールズモービルトロネード (1/43 No.65)の画像です。底板にMADE IN CHINAと表示されていますが、メーカーは不明です。プロポーションが良くフロントグリルや室内などの細部もまずまずの出来ばえで、この世界の名車シリーズとしてはなかなかの良い出来ばえになっていました。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)


以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)


以下は1967年に発売されたコーギー製の当時物 GM オールズモービル トロネード (1/51 型番264)の画像です。当時のコーギーのアメリカ車のミニカーはアメリカ車以外のミニカー(1/43)と大きさを揃える為に、縮尺を1/50ほどにしていました。したがってこれも縮尺1/51と上記のソリド製などに比べると一回り小さいサイズになっていました。そんなわけでサイズは小さいのですが、プロポーションが良くこれもかっこいいトロネードに仕上がっていました。またトローネードの最大の特徴であるリトラクタブルヘッドライトの開閉ギミックが付いていることとそのヘッドライトにラインストーンを使用しているのはコーギーらしいところでした。この開閉ギミックはバンパー右側下にあるダイヤルで操作します。このトロネードは上述したように私が入手した最初の外国製ミニカーでしたが、そのミニカーは手放してしまい、これはその後新たに入手した物でトロネードとモーターボートをセットにしたセット物(型番GS36)のトロネードです。したがってこのトロネードの後部にはボートを積載するトレーラーとの連結フックが付いていましたが、本来の型番264のトロネードには連結フックは付いていません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)


以下はフロント/リトラクタブルヘッドライトの開閉動作の画像とリアの画像です。残念なことにフロントバンパーは経年劣化でメッキが剥げてきています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)


以下は上述したトロネードとモーターボートを積んだトレーラーをセットにしたセット物(型番GS36)の画像とモーターボート単体の画像です。モータボートはプラスチック製でかなりリアルな出来ばえで、乗っているフィギュアも実に良く出来ていました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)


以下は1975年頃に発売されたオートピレン製の当時物 GM オールズモービル トロネード (1/51 型番307)の画像です。一見しただけで上記コーギー製をコピーした物だと分かります。ただし単にデッドコピーしているのではなく、ドアを開閉可能に変更しリトラクタブル ヘッドライトの開閉用ダイヤルをレバー操作に変更していました。またドアを開閉できるようにしたので室内もコーギ製とは変更してあるなど、オートピレン独自の工夫が見られました。コピーしたコーギー製の出来が良いこともありましたが、このオートピレン製のトロネードは単なるコピー以上に評価できる出来ばえでした。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)


以下はフロント/ヘッドライト開閉動作の画像とリアの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)


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GM CADILLAC FLEETWOOD SIXTY SPECIAL BROUGHAM 1967 USA
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IXO PREMIUMX PR0013 1/43 全長137mm
GM キャディラック フリートウッド シックスティ スペシャル ブロアム アメリカ 1967年
1965年に登場したキャディラック 9代目は、縦型4灯式ヘッドライトを採用したことが外観上の一番大きな特徴でした。フリートウッドはキャディラックのV型8気筒エンジンを搭載した最上級セダンの名前で、シックスティ シリーズ(60 Sixty Serise)とセブンティ シリーズ(70 Seventy Serise)の2タイプがありました。最上級セダンの75は全長6.2m 全幅2m、安価な60は0.4mほど短い全長5.78mとどちらも車重2tを超える巨体でした。V型8気筒7L/7.7L(375HP)エンジンを搭載し3段自動変速で最高速194km/hの性能でした。この車の公称燃費は3.5km/Lでしたが、実燃費は3㎞/L以下だったでしょう。
この縦型ヘッドライトを特徴とするデザインは1960年代の高級車に流行ったデザインでした。このデザインの高級車はフォード ギャラクシー、オペル ディプロマット、日産 グロリア(A30型)などがありました。キャディラックの縦型ヘッドライトは1969年のデザイン変更で一般的な横型4灯式ヘッドライトに変わりました。1971年に75シリーズはキャディラック 10代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ GM キャディラック 75 フリートウッド 1973)
ミニカーは2009年に発売されたイクソのプレミアムX製の初期物でレジン製です。プロポーションが良く、大きなサイズの実車の雰囲気がうまく再現されていました。フロントグリルや室内の造形もリアルに仕上げてありました。ただしレジン製なのでに大きさの割に軽い(重量100g)のは、中身がからっぽな感じがして個人的にはいまいちの感じがしました。(格別に軽いわけではないですが、ダイキャスト製ミニカーならもう少し重いので) ただ大きくて豪華であったかつてのアメリカ車の代表としてこのキャディラックのミニカーは実に貴重なものでした。その意味では60ではなくサイズの大きい75をモデル化してくれたほうが良かったのかもしれません。(ただ75をモデル化するとプレミアムXの標準のプラスチック製ケースにきちんと収まらないようなので、60をモデル化したのかもしれません) 以下はフロント(フロントグリル拡大)/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)


以下は1978年頃に発売されたサクラ製のGM キャディラック フリートウッド 75 (1/45? 型番A-3)の画像です。サクラの世界の名車シリーズの1台で、こちらはキャディラック 75をモデル化しているようです。全長が135㎜ですから縮尺はおよそ1/45ぐらいになります。1960年代のアンチモニー製ミニカーと同じような製造方法で製作して、意図的にレトロな作風のミニカーに仕上げてありました。ボディはアンチモニー製の一体成型なのでかなり重く(重量380g)、室内の再現はありません。このミニカーは実車をリアルに再現したものではなく、実車の雰囲気をオーバーにデフォルメして楽しむといったものだったと思います。その点では重さも含めて迫力十分の出来ばえでした。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)


以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)


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GM PONTIAC FIREBIRD 400 1967 USA
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DELPRADO No.74 1/43 全長110mm
GM ポンティアック ファイアーバード 400 アメリカ 1967年
GM シボレー カマロのポンティアック版としてポンティアック ファイアーバードが1967年に登場しました。基本的なデザインはカマロと同じでしたがフロントバンパーをボディと一体化し、そこにポンティアックの伝統である2分割のフロントグリルと突き出たノーズを配してポンティアックらしくなっていました。搭載されたエンジンはカマロ同様にベーシックな6気筒3.8L/4.1Lから高性能なV型8気筒5.3L/5.7L/6.6Lエンジンまでありました。最強モデルはV型8気筒6.6L(400CI 立方インチ 325HP)エンジン搭載の400で、最高速180km/h以上の性能でした。
1969年のマイナーチェンジでカマロと同様にボディが拡大されフロントグリルの意匠が大幅に変更されました。同年にリアスポイラーを装備した高性能版のオプションパッケージとしてトランザムが追加されました。トランザムという名前はアメリカのレース「Trans-American Sedan Championship」にちなんだものでした。その後トランザムはファイアーバードの最強モデルとして定着していきました。1970年にファイアーバード 2代目にモデルチェンジしました。
ミニカーは2002年に発売されたデルプラド製の世界の名車シリーズです。メーカーはアーテル(ERTL)で、ボンネットにパワーバルジが付いているので高性能版の400をモデル化しています。地味なボディカラーのせいで損をしていますが、よく見ると安価な雑誌つきミニカーながら結構良く出来ていました。プロポーションが良く、室内などの細部もまずまずの良い出来ばえでした。またリアサスペンションのリーフスプリングが再現され、運転席の前のボンネット上にオプションのフード タコメーターがあるなどなかなか凝った仕上げでした。なおフード タコメーターとはタコメーターをボンネット上にマウントした物でした。(実車画像→ フード タコメーター) これ以外のファイアーバード 初代のミニカーはコーギーの当時物、ダンバリーミントの1/24、ヤトミン(シグネチャー)の1/43と1/18、M2マシーンの1/64、ジョニーライトニングの1/64などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)


以下は1970年に発売されたコーギー製の当時物 GM ポンティアック ファイアーバード (1/47 型番343)の画像です。コーギーは型番338で
カマロをモデル化していましたが、実車同様にそのカマロをベースにしてファイアーバードに仕立ててありました。フロントの造形がファイアーバードに変更され、ブラックアウトしたボンネットには大きなエアインテークが追加されていました。(高性能エンジン搭載車には小さなパワーバルジが付いていましたが、こんな大きなエアインテークは付いていませんでしたので、これはコーギーの創作でしょう) ドアが開閉するギミック付きで、型番338のカマロにはソフトトップが付いていましたが、このファイアーバードには付いていませんでした。ホイールは当時流行りであった走行性重視で良く回転するフリーホイールを採用していました。なおこのフリーホイールはコーギーとしては初期のフリーホイールでしたので、まだホイールとタイヤは一体成形されていませんでした。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)


以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)


以下は2007年頃に発売されたヤトミン製のGM ポンティアック ファイアーバード トランザム 1969 (1/43 型番94238)の画像です。ヤトミンのビンテージ アメリカ車シリーズの1台で、1969年に追加されたトランザムをモデル化しています。1969年のマイナーチェンジでボディが少し大きくなり(全長4850X全幅1870㎜) フロントの造形が変更されましたので、上記の1967年式とはかなり見た目が違っていました。ヤトミンのビンテージ アメリカ車シリーズはどちらかというと廉価版(定価1400円)のミニカーでしたが、安価ながらも実車の雰囲気がうまく再現されていて、このトランザムも結構良い出来ばえでした。フロント/リア、室内などの細部も値段相応ながら良く再現されていました。この時代のアメリカ車の1/43サイズのミニカーは少ないので私は結構気に入っています。これ以外の同年式のファイアーバード トランザムのミニカーは同じヤトミンの1/18、ダンバリー ミントの1/24、オートワールドの1/64、京商の1/64、デアゴスティーニ製アメリカンカー コレクションの1/43などがあります。(実車画像→
GM ポンティアック ファイアーバード トランザム 1969) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)


以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)


以下は2025年に発売されたデアゴスティーニ製アメリカンカー コレクションの GM ポンティアック ファイアーバード トランザム 1969 (1/43 No.98)の画像です。 メーカーはイクソで、プロポーションが良く実車の雰囲気がうまく再現されていました。同じ車をモデル化していた上記のヤトミン製も結構良く出来ていましたので、一見すると同じようにみえます。ただしこちらは発売時期が最近なので、ワイパー、タイヤ/ホイール、リアのエンブレム、彩色された室内などの細部の仕上げがよりリアルになっていました。このアメリカンカー コレクションに共通することですが、ミニカーの梱包箱裏面にはGMの認証済みを示す3Dホログラムが表示されていました。定価が2200円ほどの安価な雑誌付きミニカーとしては、値段以上に良い出来ばえでした。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)


以下はフロント/リアの拡大画像です。アメリカンカー コレクションのミニカーはいずれもナンバープレート(これはミシガン州のプレート)がリアルに再現されていました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下は上記のヤトミン製のファイアーバード トランザムと並べてみた画像です。ヤトミン製は18年前に発売された物でしたが、細部の仕上げ以外は最近のイクソ製とそれほど遜色ない出来ばえでした。イクソの外形寸法は全長113㎜x全幅43㎜で縮尺1/43ぴったりに出来ていました。ヤトミンは全長114㎜x全幅42㎜で、ほんの少しだけ細長く出来ていました。全高については正確に測りずらいのですが、簡易的に測った限りではイクソが少し大き目に出来ています。この寸法の違いの為、イクソの方が全体的に大きく見えます。ヤトミンのフロントのスモールライトはアンバー色に彩色されていましたが、これは点灯状態を示しています。(テールライトも点灯状態のようです) ヘッドライトはイクソの方がリアルですがどちらも実車より小さめです。俯瞰図でイクソは青色のストライプが後方で広がっていますが、これは実車に即しています。全体的な出来ばえとしては、発売時期が新しいイクソの方が当たり前のことながら細部のリアルさでは優っています。ただ個人的な好みをいうと車高が低いヤトミン製の方がかっこよく見えます。実車フロント/リア画像→
GM ポンティアック ファイアーバード トランザム 1969) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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