ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

FORD ZEPHYR 6 MK III 1962 UK

FORD ZEPHYR 6 MK III
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD ZEPHYR 6 MK III


SPOT-ON 270 1/42 111㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.58m 全幅約1.76m エンジン 変速機: 6気筒 2.55L 98HP 4段変速 3段自動変速
性能: 最高速150km/h  データーベースでフォード ゼファー/ゾディアックのミニカー検索

フォード ゼファー 6 MK III イギリス 1962年

 

 フォード UKの6気筒エンジンを搭載する高級車ゼファー/ゾディアック MK IIは1962年にモデルチェンジしてMK IIIとなりました。MK IIIから4気筒1.7L(68HP)エンジンを搭載するゼファー 4が追加され、この車はコンサル MK IIの後継車となりました。6気筒エンジンを搭載するゼファー 6は先代のMK IIの6気筒2.55Lエンジンを98HPまでパワーアップして、最高速は150km/hに向上していました。ボディは大型のフロントグリルやテールフィンなど、アメリカ車的なデザインを取り入れていました。

 

 ゼファーの上級車のゾディアック MK IIIもゼファー MK IIIとほぼ同じデザインでしたが、4灯式ヘッドライトを採用して外観を差別化し、全長を少しだけ長くしてCピラーにウィンドーが追加されていました。ゾディアックはフォード UKの最上級車でしたので内装は豪華に仕立てられ、エンジンは109HPまでパワーアップされ最高速は160km/hでした。1966年にゼファー/ゾディアック MK IIIは新型のV型6気筒エンジンを搭載したMK IVにモデルチェンジしました。(実車画像→ ゾディアック MK III 1962) 

 

 

 ミニカーは1964年に発売されたスポットオン製の当時物です。6気筒エンジンを搭載したゼファー 6 MK IIIをモデル化しています。イギリスのスポットオンはバスなどの大型車もすべて縮尺1/42で統一していたことで知られるミニカーブランドで、当時としてはレベルの高いミニカーを作っていました。このゼファーも特徴的なフロントグリルの造形がリアルで実車の雰囲気がうまく再現され、当時のミニカーとしてはかなり良い出来ばえでした。ドアが開閉するギミック付きです。スポットオンのミニカーにはドライバーのフィギュアが付いている物が多いのですが、これにも女性ドライバーと犬(プードル?)のフィギュアが付いていました。当時のミニカーに付いてくるフィギュアは結構よく出来ていて楽しいおまけでした。これ以外のゼファー/ゾディアック MK IIIのミニカーはマッチボックスの当時物 ゼファー 6、オックスフォードのゼファー 6、バンガード(VANGUARDS)のゼファー 6、ネオ(レジン製)のゾディアック ワゴンなどがあります。以下はフロント/リアの拡大画像です。リアバンパーの左端が欠損しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FORD ZEPHYR (MK III) 6 1
FORD ZEPHYR (MK III) 6 2

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LOTUS SUPER SEVEN S2 1962 UK

LOTUS SUPER SEVEN S2
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
LOTUS SUPER SEVEN S2


VITESSE 27501 1/43 88㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.35m 全幅約1.48m エンジン 変速機: 4気筒 1.5L 95HP 4段変速
性能: 最高速166km/h  データーベースでロータス (ケーターハム) セブンのミニカー検索

ロータス スーパー セブン S2 イギリス 1962年

 

 1957年にロータス エリートと当時に登場したセブンは、レースカーのマーク VIをベースとした安価な2シーター オープン仕様のスポーツカーでした。フォード製の4気筒1.2L(36HP)エンジンを搭載した標準モデルは最高速130km/hの性能でした。エンジンはBMCのAタイプなども選択できました。チューンしたエンジンを搭載した高性能版はスーパーセブンと呼ばれ、スーパーセブン シリーズ 1(S1)は4気筒1.1L(70HP)エンジン搭載で最高速167km/hの性能でした。

 

 当時イギリスでは自動車の物品税が高かったので、この車をキットで購入し自分で組み立てることで税金を安く済ませることが出来ました。また中古エンジンを流用することも可能で、財布の軽い若者の入門用の車として人気を呼びました。セブンは1960年にシリーズ 2(S2)となり、その後シリーズ 4(S4)まで発展しました。イギリスのキットカー優遇税制廃止やアメリカの安全基準の強化などで、1973年に生産中止となりました。 その後セブンの製造販売権と生産設備はロータスの代理店であったケーターハム社へ売却され、ケーターハムのブランドで現在も生産されています。またそれ以外にも、多くの国でセブンのレプリカが作られています。

 

 

 セブンは当時物のミニカーが無く、これは2003年に発売されたビテス製です。高性能版のスーパーセブンのモデル化で、テールライトの形状などから、シリーズ2をモデル化しているようです。灯火類、樹脂製サイドパネル、ロールバー、室内などがリアルに再現されていて非常に良い出来ばえでした。ボンネットを外すとエンジンも再現されています。これ以外のセブンのミニカーはミニチャンプス、イクソ、ソリド、スパーク(レジン製)、ノレブのケーターハム、京商のケーターハム 1/18、国産名車コレクションなどがあります。 以下はフロント/ボンネットを外したエンジンルームの画像とリアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

LOTUS SUPER SEVEN S2 1
LOTUS SUPER SEVEN S2 2

 以下は2015年に発売された国産名車コレクションのロータス セブン (1/43 No.244)の画像です。メーカーはイクソだと思います。ミニカーの台座に1965年と表示されているので、これもシリーズ2をモデル化しているようです。あまり凝ったところはありませんが、安価な雑誌付きミニカーとしては値段以上の良い出来ばえでした。なお同時期に発売されたソリド製のロータス セブン (1/43 型番S4400500)とホイール/室内などの造形が非常によく似ていますので、おそらく同じ型を使っているものと思われます。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
LOTUS SEVEN 1
LOTUS SEVEN 2

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
LOTUS SEVEN 3
LOTUS SEVEN 4

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BRM P57 F1 1962 UK

BRM P57 F1
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
BRM P57 F1


BRUMM R322 1/43 86㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.7m 全幅約1.6m エンジン 変速機: DOHC V型8気筒 1.5L 190HP 6段自動変速
性能: 最高速280km/h  データーベースでBRMのミニカー検索

BRM P57 F1 イギリス 1962年

 

 BRMはBritish Racing Motorsの略で、ERAを退社したレイモンド メイズなどを中心に1945年に設立されました。BRMはERA同様にイギリス製マシンでGPレースに参戦する為、イギリスの自動車関連会社の協力を求めました。最初に開発されたタイプ 15(P30)はBRM製の極めて高出力/高回転のスーパーチャージャー付V型16気筒1.5L(500-600HP/12000rpm)エンジンを搭載していました。タイプ 15は1951年イギリスGPでデビューし5位となっていますが、それ以上の成績はあげていません。複雑なエンジンに問題が多かったようです。(実車画像→ BRM タイプ 15(P30))

 

 1952年からF2規格のGPレースとなり、タイプ 15は使えなくなりました。チームはアルフレッド オーウェン卿に買収され、新たに開発した4気筒2.5Lエンジンを搭載したタイプ 25(P25)が1955年に登場しました。P25のデビュー戦は1956年イギリスGPで、結果はリタイヤでした。その後P25は熟成されて徐々に競争力を上げ、1959年オランダGPで初優勝しました。1960年にBRM初のミドシップ方式のP48が登場しましたが、この車は信頼性に乏しく1勝もできませんでした。(実車画像→ BRM P48)

 

 

 1961年にF1の排気量が1.5Lに変わり、BRMはエンジンの開発が間に合わずコベントリー クライマックス製エンジンを搭載したP48/57が登場しました。P48/57は熟成不足で1勝もできませんでした。1962年に新開発したV型8気筒1.5Lエンジンを搭載したP57(又はP578)が登場しました。P57のデビュー戦は1962年オランダGPでG.ヒルのドライブで優勝しています。このシーズンにG.ヒルは4勝してチャンピオンドライバーとなり、BRMは初のコンストラクターズ チャンピオンを獲得しました。

 その後P57はP26/P261に発展し、BRMは1965年までライバルのロータスと競いあうトップチームとして活躍しました。1966年からF1の排気量が3Lとなり、BRMはP83用として水平対向8気筒エンジンを2段重ねしたH型16気筒3Lエンジンを開発しましたが、このエンジンは失敗作で成績が低迷しました。1968年にV型12気筒3Lエンジンを開発し、そのエンジンを搭載したP153/P160/P180などで1970年代前半には少し勢いを盛り返しましたが、1977年にF1から撤退しました。なおBRM製エンジンはロータス、クーパー、マクラーレンなどに供給されていました。(実車画像→ BRM P153 1970)

 ミニカーは2001年に発売されたブルム製です。1962年のオランダ GPでデビューして優勝したBRM P57(ドライバー G.ヒル)をモデル化しています。特徴的な垂直に立った8本の排気菅などエンジンがそこそこうまく再現されていて良く出来ていました。ブルムはエンジン部分が変更された改良型など数種類をモデル化しています。BRMの当時物ミニカーではコーギーとポリトーイ(初期のプラスチック製)がP25をモデル化しており、P57はソリド、ディンキー、マッチボックス、ポリトーイ(初期のプラスチック製)がモデル化しています。当時の老舗ブランドが揃ってモデル化していることで、当時のBRM F1の人気がうかがえます。当時物以外ではスパーク(レジン製)がP57、P160、P180などをモデル化しています。以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

BRM P57 F1 1
BRM P57 F1 2

 以下は2001年に発売されたブルム製のBRM P57 #14 G.ヒル イタリア GP 1962 (1/43 型番R323)の画像です。1962年のイタリア GPで優勝したBRM P57 #14をモデル化しています。上記の#17とはエンジン部分が大幅に変更されています。エンジン上部のキャブレターのカバーが変更されているのはルーカス製機械式噴射装置を採用したからで、垂直に出ていた8本の排気管は固定を確実にする為に2本にまとめられたとのことです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
BRM P57 F1 3
BRM P57 F1 4

 以下は2000年頃に発売されたブルム製のBRM P57 #17 G.ヒル オランダ GP シャーシ付 1962 (1/43 型番A004)の画像です。上記と同じオランダ GPで優勝したBRM P57 #17と、ボディ上半分を外したシャーシをセットにして専用の梱包箱に収めた限定生産品です。(箱の背景にはBRM P57とドライバーのG.ヒルの写真が使われています) シャーシにはエンジンやサスペンションがそこそこリアルに再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
BRM P57 F1 5
BRM P57 F1 6

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NISSAN DATSUN BLUEBIRD TYPE 312 1962 JAPAN

NISSAN DATSUN BLUEBIRD TYPE 312
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN DATSUN BLUEBIRD TYPE 312


MODELPET 17 1/42 91mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.92m 全幅約1.47m エンジン 変速機: 4気筒 1.2L 43HP 3段自動変速
性能: 最高速111km/h  データーベースで日産 ブルーバードのミニカー検索

日産 ダットサン ブルーバード 312型 日本 1962年

 

 ダットサン 211型の後継車の310型は、ブルーバードという名前で1959年に登場しました。(名前はメーテルリンクの童話「青い鳥」にちなんだものでした) 信頼性の高いトラックの低床式ラダーフレームにセミモノコックボディを載せた構成で、前輪独立懸架を採用したことで、乗用車としての乗り心地や操縦性を向上させていました。エンジンは211型を踏襲した4気筒988cc(34HP)/1.2L(43HP)が搭載され、3段変速で最高速111km/h(1.2L)の性能でした。

 

 1960年のマイナーチェンジで311型となり、日本初のフルシンクロメッシュ変速機が採用され、日本初の5ドアエステートワゴンが追加されました。1961年のマイナーチェンジで312型となり、日本初の女性仕様車「ファンシーデラックス」(ウインカー作動時に鳴るオルゴール、サンバイザー組込みのバニティーミラー、傘立てなどを装備していた)が追加されました。1963年にブルーバード 410型にモデルチェンジしました。310型の総生産台数は約21万台でした。

 

 

 ミニカーは1962年に発売されたモデルペットの当時物です。フロントグリルの形状から後期型312型をモデル化しているようです。60年以上も前のミニカーなので、ライトやフロントグリルが塗装処理された素朴な作りですが、プロポーションが良くシンプルな310型のスタイルをうまく再現していて当時のミニカーとしては良く出来ていました。当時物ではミクロペットもありましたが、滅多に見ることができないレア物です。当時物以外のミニカーとしてはトミカ リミッテドで1Lと1.2Lの2タイプがモデル化されており、国産/日産名車コレクション(ノレブ製)の1.2Lもあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

DATSUN (NISSAN) BLUEBIRD 310 1
DATSUN (NISSAN) BLUEBIRD 310 2

 以下は2012年に発売されたアシェット製 国産名車コレクションのブルーバード 312型 (1/43 No.160)の画像で、メーカーはノレブです。女性仕様車ファンシーデラックスのモデル化で、実車に即したピンク/薄黄のツートンカラーのカラーリングとなっています。側面から見るとよく分かるのですが、ウエストラインより上のキャビン部分が小さすぎてプロポーション的にかなり変な感じです。このプロポーションに関しては古いながらも上記のモデルペットの方が正確に出来ています。このブルーバード 312型の例で分かるように、新しいミニカーの方が必ずしも出来が良いという訳ではありません。実車を 間近で見てモデル化できた当時物ミニカーの方が、実車の雰囲気をうまく再現できるということがあると思います。同じ型を使った色違いのスタンダード仕様が日産名車コレクションのNo.38でも発売されました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
DATSUN (NISSAN) BLUEBIRD 310 3
DATSUN (NISSAN) BLUEBIRD 310 4

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
DATSUN (NISSAN) BLUEBIRD 310 5
DATSUN (NISSAN) BLUEBIRD 310 6

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TOYOTA TOYOPET TOYOACE (PK20) 1962 JAPAN

TOYOTA TOYOPET TOYOACE (PK20)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA TOYOPET TOYOACE (PK20)


MODELPET 102 1/48 93mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.26m 全幅約1.69m エンジン 変速機: 4気筒 1L 45HP 4段変速
性能: 最高速78km/h (初期型SK20 33HP)  最大積載量 1000kg データーベースでトヨタ トヨエースのミニカー検索

トヨタ トヨペット トヨエース PK20型 日本 1962年

 

 1954年に4気筒1L(30HP)エンジンをシート下に配置するセミキャブオーバー方式の小型トラック トヨペット ライトトラック (SKB型)が登場しました。(実車画像→トヨペット ライトトラック) この小型トラックは1956年に公募により名称がトヨペット トヨエースとなりました。トヨエースは1950年代に主流となっていた3輪トラック(オート3輪)に対して操縦性や居住性が優れていたので、瞬く間に3輪トラックを駆逐して大成功を収めました。

 

 1959年にトヨエース 2代目(SK20)が登場しました。エンジン搭載位置を下げてコラムシフトを採用しベンチシートの3人乗りとなりました。運転席全体が前方に傾いて開く整備性の良いチルトキャブを採用していました。当初のエンジンはS型4気筒1L(33HP)でしたが、1959年にP型4気筒1L(45HP)に変わりました。そのS型エンジンを1.2Lに拡大した1.25t積み、1963年にR型1.5L(70HP)エンジンに変更した1.5t積みが追加されました。マイナーチェンジの度にフロントの意匠が変更され、最終型は丸型4灯式ヘッドライトが採用されました。1971年にトヨエース 3代目(Y10)にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは1962年に発売されたモデルペット製の当時物です。60年以上も昔に作られたミニカーですが、かなり良い保存状態だったものを2000年頃にオークションで入手しました。モデルペットは朝日玩具が1959年から始めたブランドで、国産初のダイキャスト製ミニカーでした。モデルペットはいずれも出来が良く、このトヨエースも当時物としてはリアルな作風で良い出来ばえになっていました。型番101で幌無しの1959年式が作られていて、この幌が付いた型番102は1962年式でフロントグリルが変更されていました。ドア開閉などのギミックはありませんが、幌を外すことができます。トヨエース 初代のミニカーはプラモデルメーカーのナガノが「MODEL LINE」というブランドでホワイトメタル製少量生産品を発売していました。トヨエース 2代目のミニカーはトミカ リミッテドの1/64、トミーテックの1/150、エブロなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA TOYOPET TOYOACE (PK20) 1
TOYOTA TOYOPET TOYOACE (PK20) 2

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