Sorry Japanese Only


オペル コルサ B ドイツ 1993年
1993年にオペル コルサは2代目コルサ Bにモデルチェンジしました。先代とは打って変わって曲面を多用した愛嬌のあるデザインに変わりました。(デザインは日本人デザイナーの児玉英雄氏) ボディ形式は3/5ドアハッチバックだけで、先代のようなセダンはありませんでした。当初のエンジンは4気筒1.2L(45HP)/1.4Lと4気筒1.5L(68HP)ターボディーゼルで、高性能版GSi(最高速192km/h)にはDOHC 4気筒1.6L(109HP)エンジンが搭載されました。
1997年にエンジンが新開発の3気筒12バルブ1L(45HP)とそれの4気筒版16バルブ1.2L(65HP)と4気筒1.7L(60HP)ディーゼルに切り替わりました。1997年のマイナーチェンジでフロント/リア/サイドモールディングの意匠が変わりました。GMグループのヴォクスホールではコルサ、日本ではトヨタでコルサという名前が既に使われていたのでヴィータ(VITA)として発売されました。2000年にコルサ Cにモデルチェンジしました。(実車画像→ オペル コルサ C 2000)
ミニカーは1994年に発売されたガマ製の当時物です。ガマはこの時期には同じドイツのジク(SIKU)に吸収合併されていたようです。これはシュコーが製作したミニカーをガマのブランドで販売した物のようです。その為シュコー流のシャープな作風で実車の愛嬌のあるデザインがうまく再現されていて、とても良く出来ていました。ドアが開閉するギミック付きです。5ドアもガマ ブランドでモデル化していました。当時このミニカーは実車販促用プロモーションモデルにも使われたと思われるので、ライセンスの関係で当時物ミニカーはこのガマ製しか無いようです。当時物以外でも量産ミニカーはヘルパの1/87と、ドイツのミニカー付雑誌「OPEL COLLECTION」のNo.80のコルサ B(たぶんイクソ製)ぐらいしかありませんので、車種的には貴重なミニカーでした。 なおこのミニカー付雑誌のオペル コレクションにはコルサ以外にも面白い車種がありました。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)


このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります
http://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1198


フォード モンデオ MK I ドイツ 1993年
1993年にフォードシエラの後継車モンデオが登場しました。新設計されたシャーシは先代まで続けてきた後輪駆動から横置きエンジンの前輪駆動に変わりました。(4WD仕様も設定されました) ボディ全体はシエラのエアロルックを継承し、フロントの薄いヘッドライトが新しさを出していました。ボディ形式は4ドアセダン、5ドアハッチバック、5ドアワゴンとシエラと同じでした。エンジンはDOHC 4気筒1.6L/1.8L(90HP)/2L、6気筒2.5L(174HP)、4気筒1.8Lターボディーゼル(89HP)などがありました。
モンデオはエアバッグやABSなどの安全装備が標準装備され、電子制御自動変速機、トリップコンピューターなど先進の電子装備も充実していました。4輪独立サスペンションによる優れた操縦性などが評価され、1994年度のヨーロッパ カー オブ ザ イヤーを受賞しています。アメリカではモンデオをベースとした姉妹車フォード コントゥア(CONTOUR)/マーキュリー ミスティーク(MYSTIQUE)が発売されましたが、アメリカではサイズが中途半端であまり売れなかったようです。1997年にモンデオ MK IIにマイナーチェンジしました。(実車画像→ フォード コントゥア 1995)
ミニカーは1994年に発売されたガマ製です。モンデオ MK I 5ドアハッチバックをモデル化しています。ガマは1980年代にシュコーを買収してシュコーのミニカーをガマ ブランドで販売していたのですが、1990年代半ばにブランドが消滅したようです。したがってこのモンデオのミニカーはガマとしては最後の頃の物となります。シュコー的な作風でプロポーションが良く、実車の空力的デザインがうまく再現され、当時のミニカーとしては良く出来ていました。ドアとテールゲートが開閉するギミック付きで、無彩色ですが室内も良く再現されていました。これ以外のモンデオ MK Iのミニカーはミニチャンプスが4ドア/5ドア/ワゴンとレース仕様も含めて20種類ほどをモデル化しています。それ以外ではリーツェやAWMの1/87があります。以下はフロントの拡大画像とリア/ハッチバック開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)






このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります
http://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1292


BMW 316i コンパクト (E36/5) ドイツ 1994年
BMW 3シリーズ(E36)よりコンパクトで低価格な車として、1994年に3シリーズ コンパクト(E36/5)が登場しました。3ドアハッチバックのみで、車格的にはフォルクスワーゲン ゴルフと同じクラスでした。コストダウンの為に先代の3シリーズ(E30)のシャーシを流用しており、内装はE30のままでした。当初のエンジンは4気筒1.6LとDOHC 4気筒1.8L(140HP)でした。
1995年に4気筒1.7Lディーゼルエンジン搭載の318tdsが追加され、1997年に6気筒2.5L(170HP)エンジン搭載の323tiが追加されました。1996年のマイナーチェンジでカラードバンパーが採用され、バンパーとキドニーグリルのデザインが変更されました。このクラスの車では珍しい後輪駆動車で、BMWの入門用モデルとしてヨーロッパで人気があったようです。2000年に2代目の3シリーズ コンパクト(E46/5)にモデルチェンジしました。(実車画像→ BMW 318ti コンパクト(E46/5) 2003)
ミニカーは1994年に発売されたシュコー製の当時物です。この頃からガマ ブランドに代わってシュコーブランドが復活してきました。当時のシュコーのミニカーは同時期のミニチャンプスよりレベルの高いリアルな出来ばえでした。(2024年現在のミニチャンプスの1/43ではレベルの高い出来ばえの乗用車のミニカーが少なくなりましたが) このシュコー製の316i コンパクトはプロポーションが正確で、実車がうまく再現されていました。灯火類や室内もリアルに仕上げてありました。ドアとハッチバックが開閉するギミック付きで、ハッチバックはシート背後の棚板も上下動します。このハッチバック開閉ギミックは外観からは開閉するとは分からないほどチリ合わせ精度が高いです。これは現在のミニカーではオートアートぐらいしかできない高度なダイキャスト金型製造技術で、最近のレジン製ミニカーのブランドでは製作できないでしょう。これ以外のコンパクト(E36/5)のミニカーはヴィーキングの1/87ぐらいしかないようです。 以下はフロント/リアの拡大画像とハッチバック開閉ギミックの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)


このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります
http://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1185


フォルクスワーゲン ポロ III (6N) ドイツ 1994年
フォルクスワーゲン ポロ III(3代目)が1994年に登場しました。先代後期型のデザインを継承しつつ、キャビン部分を拡大して居住性を向上し、空力的にも洗練されました。シャーシはゴルフ 3代目を流用しており、最初から5ドアが設定されるなど上級車志向が明確になっていました。当初は3/5ドアハッチバックのみで、エンジンは4気筒1L(50HP)/1.4L(60HP)/1.6Lの3タイプでした。
1995年に4ドアセダンのクラシック(ダービー DERBY)、ワゴンのバリアントが追加されました。さらにDOHC 4気筒1.4L(101HP)エンジンを搭載するGTや4気筒1.9Lディーゼルエンジンが追加され、DOHC 1.6L(125HP)エンジンを搭載する高性能版がGTIの名前で限定生産されました。2000年のマイナーチェンジで内外装が変更され、パワステやABSが標準装備されました。2000年には、DOHC 1.6L(125HP)エンジンを搭載する高性能版(最高速205km/h)がGTIとして正式に設定されました。2001年にポロ 4代目にモデルチェンジしました。
ミニカーは1995年に発売されたヘルパ製の当時物です。現在のヘルパはプラスチック製の1/87が主流ですが、当時はダイキャスト製で1/43のミニカーも作っていました。それらはメルセデス ベンツやフォルクスワーゲンの販促用プロモーションモデルにも使われたようで、いずれもかなり良い出来ばえでした。(なお2013年頃から1/43ダイキャスト製ミニカーも再度手掛けるようになりました) このポロ IIIは正確なプロポーションで、実車の雰囲気がうまく再現されていました。また灯火類や室内もそこそこリアルに出来ていました。(車高を下げ過ぎているのがやや不自然ですが) ヘルパはバリエーションで3ドアもモデル化していました。これ以外のポロ IIIの当時物ミニカーはシャバックがありました。当時物以外ではへルポ、ヴィーキング、AWMの1/87などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)




このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります
http://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1217


アウディ A6 (C4) ドイツ 1994年
前述したようにアウディ 100 (C4)は1994年のマイナーチェンジで新しいシリーズ名のA6に名前が変わりました。外観はヘッドライト横のサイドマーカー色、フロントグリル、テールライトなどが少し変わりました。100の上級車であった200はアウディの最上級車で、200の実質的な後継車は1994年に登場したA8となりました。このA6は従来シリーズでは80の上級車であった90の後継車でした。80の後継車は1994年に登場したA4となりました。この時期にアウディ全車が新しいAシリーズに切り替わりました。
当初のA6のエンジンは4気筒1.8L/5気筒2.3L/V型6気筒2.8L、4気筒1.9L/5気筒2.5Lターボディーゼルでした。その後6気筒2.4Lエンジンが追加され6気筒2.8LエンジンのDOHC化などが行われ、5気筒エンジンが消えていきました。1996年にDOHC V型8気筒4.2L(326HP)エンジンを搭載し足回りを強化した高性能版のS6 PLUS(プラス)(最高速250km/h)が限定生産されました。A6は1997年にA6 (C5)にモデルチェンジしました。(実車画像→ アウディ A6 (C5))
ミニカーは1994年に発売されたシャバック製の当時物です。前述したシャバック製の100 (C4)をマイナーチェンジ後のA6に変更したものでした。実車に即してフロントグリル、テールライト、ホイールなどが変更されていて、A6のミニカーとしても良い出来ばえでした。ボンネット/ドア/トランクが開閉するギミック付きです。シャバックはA6 アバント、S6 プラス、S6 プラス アバントもモデル化していました。シャバックがA6 (C4)系をここまで揃えたのは実車販促用プロモーションモデルとして使われたからでしょう。アウディ社のモデル化認証の関係でA6 (C4)の当時物ミニカーはシャバックしか作れなかったようで、当時物以外のミニカーも2024年現在でもありません。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)


このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります
http://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1266
当サイト掲載記事の無断転載を禁じます。
Copyright(C) 2004-2026 MINIATURECAR MUSEUM All rights reserved.